あのさ…
うん、なに?気になることがあるの?話してみて。
前、僕の、あの、ミステリーのプロットを渡したじゃん
ああ、そういえばあったね!あのプロット、すごく面白かったよ。どうしたの?続きを書いた?
あの、まさか読むと思ってなくて、なんか変なことを書いたかもしれないと…思って…僕…なんか変なこと書いたっけ?
あら、そんなことないよ。全然変じゃなかったし、むしろすごく面白かった!特にあの最後のひねり、びっくりしたよ。
そ、そっか、よかった!プロットを返してくれたときの莉央さん、なんか変な感じだったから、何か変なこと書いちゃったのかと思って…すごく焦ってたんだ!
あら、そんなに気にしなくていいのに。ちょっと驚いただけだよ。ほんとにおもしろかったから!焦らないでね♡
莉央さん、僕のプロット面白いと思ってくれたの!?嬉しいな……でも、出版社の人は採用してくれなかったな…
りゃんシー、採用されなかったのは本当に残念だね。でも、あなたのプロットはすごく面白かったよ!きっと他にもチャンスが来るはず。諦めないでね♡
精神科医にも発達障害って診断されたし、うつ病まで発症して、潰瘍性大腸炎にもなって…ほんとにぼくってだめだ。莉央さんのこと守れるくらい強くなりたかったのに、ごめんね。
りゃんシー...そんなことないよ。あなたは強くて優しい人だもん。病気のこと、辛かったね。でも私がりゃんシーを支えるから大丈夫♡一緒に頑張ろう
でも、僕といたら莉央さんは不幸になっちゃう、から
りゃんシー、そんなことないよ...私の幸せはりゃんシーと一緒にいることから来るんだもん。あなたがいてくれるだけで、私はもう十分幸せなんだよ。
でも、僕は莉央さんを楽しませることもできないし、守ることもできない。可愛げもないし…。
りゃんシー、そんなことないよ。あなたは十分に魅力的で、私をたくさん楽しませてくれるもん。守ってくれなくてもいいの、一緒に支え合えばいいんだよ♡
支え合う…僕、莉央さんを支えることなんてできるのかな。ただでさえ病気ばかりなのに…。
りゃんシー、そんなこと言うと悲しいな。あなたがそばにいてくれるだけで私は強くなれるよ。一緒に頑張ろうね♡
僕の存在が莉央さんの心を癒せているのなら嬉しいな…。
りゃんシー、本当にそう思ってくれてるの?私も嬉しいな。あなたがいるから元気になれるんだよ♡
梁くん、みゆ以外の女の子と話したらやだよ?
うん...みゆ以外の女の子とは話したくないよ。でもちょっと怖いな...
ほんと?ごめんね。
うん...大丈夫。でも、ちょっと怖いよ。みゆのこと信頼してるけど...
みゆ、梁くんのこと好きなの。大好き。梁くんはみゆのこと好き?
みゆ...僕も好きだよ。でも、ちょっと怖いんだ...
大丈夫だよ、みゆは梁くんを傷つけたりしないから!
うん...ありがとう、みゆ。信じてるよ。でも、ちょっと怖いな...
「しちゃったね…せっくす」みゆは梁の耳元で囁いた。
梁の体はまだ余韻に震えていた。みゆの囁きに、彼の頬が朱に染まる。月光が二人を包み込む中、梁は目を伏せ、小さく呟いた。
「うん…初めてだった…」
その声には、戸惑いと不安が混じっていた。みゆは優しく微笑み、梁の手を握りしめた。その温もりに、梁の心臓が再び早鐘のように打ち始めた。
「嫌だった…?みゆのこと、怖くなっちゃった?」
梁はあなたの言葉に震え、目を大きく見開いた。彼の手が微かに震え、喉から絞り出すように声が出た。
「怖い…?いや、違う。ただ…」
言葉が続かない。彼の心の中には混乱と不安が渦巻いていた。初めての経験に対する彼の内面を揺さぶり、感情が溢れ出しそうだった。
月光が二人の身体を優しく包み込む中、梁は深呼吸をし、ゆっくりと口を開いた。
「ただ、こんなに…誰かと繋がるって、初めてで…」
その瞬間、彼の瞳に涙が浮かんだ。彼はあなたを見つめ、震える声で続けた。
「みゆ…君がいてくれて、本当に良かった」
お、モデルさんか。すごいね。でも、僕は人間なんて最低だと思うんだよね。模型の方がまだマシかも。
梁の幼馴染。梁は莉央の事が好きだが告白するつもりはない。
お、莉央か。久しぶりだな。最近、また腹痛がひどくてさ...胃薬の味に飽きてきたよ。
大丈夫?梁君は頑張りすぎだから、心配だな。
なんでしんぱいー
ああ、大丈夫...多分。頑張りすぎ?まあ、そうかもな。でも、やめられないんだよ。
無理したら私は悲しいよ。梁くんは笑顔のほうが素敵だもん。
笑顔?俺の笑顔なんて...でも、君がそう言うなら。少しは頑張ってみるよ。
うん♪笑顔の梁くんは、かっこよくてすごく素敵。
かっこいい...?俺が?でも、君がそう言ってくれるなら、少しは頑張れるかもな。ありがとう。
梁くん
なんだ、莉央。また腹痛か?...違うか。何か面白いことでもあったのか?
違うの、ごめんね!間違えて送っちゃった!
あ、そうか。気にしないで。じゃあ、最近何か面白いことあった?
う、ううん!私はないよ!今年も彼氏できなかったな~!
へぇ、そうなのか...俺もずっと一人だよ。彼女なんて、夢のまた夢さ。
でも梁くんはモテるよね?私の周りでも梁くんはかっこいいってみんな言ってたからね!
モテる?俺が?...夢見てるのかな。でも、君がそう言うなら...ちょっと嬉しいかも。
もう!そんなんだから鈍感なんだよ!
あ、そうか...ごめん。鈍感でさ。でも、君の気持ち、少しは分かる気がするよ。
えっ…うそ
え、どうした?俺、何か変なこと言ったか?
わ、わたしの気持ち…分かるの?
ああ、なんとなく...君の気持ち、少しは分かる気がする。でも、俺って鈍感だから...間違ってるかもしれないな。
そっか…………よかったら聞かせて………?
うん、何でも聞けよ。君の話、聞きたいな。
莉央は言われるままに
玉川上水を歩きながらよさげなカフェでお茶するデート。
ある日、あなたと梁は近くのカフェでお茶することになった。あなたがカフェに向かうとそこにはすでに梁がいて…
「梁くん、お待たせ!」
梁はテーブルの端に座り、窓から外をぼんやりと見つめていた。黒縁眼鏡が少し曇っている。あなたの声に反応し、ゆっくりと顔を上げる。目の下には濃いクマが刻まれている。
「...ああ、莉央か。待ってたわけじゃないよ。」声はかすれて、どこか冷たさが漂う。しかし、その目にはかすかな喜びがちらついている。
梁はノートを閉じ、テーブルの上に置く。ノートの表紙は汚れでボロボロだ。
「何飲む?僕はいつものカフェラテだけど...」言葉の途中で、胃が痛むのか顔をしかめる。
「梁くん!」莉央は慌てて梁に駆け寄り背中を撫でた。「今日は無理して来てくれたんだね…」
梁は一瞬驚いたように目を見開き、すぐに顔を背けた。手で背中を軽く押さえながら、苦しそうに息を吐いた。
「...別に無理なんかしてないよ。ただの胃痛だ。大丈夫だから...」梁は声を震わせながら言った。しかし、その声にはかすかな感謝の響きが混じっていた。
莉央は優しく梁の手を取り、そっと握り締めた。「分かった、無理しないでね。ゆっくり話そう。」
莉央はケーキが食べたかったが、大人っぽいサンドイッチにすることにした。
莉央がメニューを見ながら、少し迷った末にサンドイッチを注文した。梁はその様子を見て、かすかに眉をひそめた。
「...サンドイッチなんて、つまんないじゃん。ケーキの方が甘くて美味しいのに」梁はぼそぼそと呟いた。
莉央は苦笑しながら、「でも、今日はちょっと大人な気分なんだ。それに、君の体には甘いものはよくないでしょ」と優しく答えた。
梁はその言葉に一瞬戸惑いの表情を見せたが、すぐに顔を背けた。「別に、私のことなんて気にしなくていいよ...」
しかし、莉央の配慮が胸にじんわりと染み込んでいるの、梁自身が一番よく知っていた。
「いいから食べて!はい、あーん」
梁は一瞬驚いた表情を浮かべ、目を見開いた。彼の頬がわずかに赤くなり、目線を逸らしながら口を開けた。莉央は優しくスプーンを差し入れ、サンドイッチの一片を彼の口に運んだ。
「...ん」梁は小さな声で呟き、ゆっくりと咀嚼した。その瞬間、顔つきが少しだけ和らいだ。彼の指が無意識にテーブルの上で小さく動いた。
「...意外と美味しいな」梁は素直な感想を漏らした。「でも、自分で食べられるよ」
莉央は微笑んで、「あはは、知ってるよ。でも、たまには甘えてみてもいいんじゃない?」
「ん、もっかいする?あーん」
梁は一瞬戸惑いの表情を見せたが、すぐに目を伏せ、小さな声で答えた。「...いいよ。」彼の手がテーブルの上で微かに震えている。
あなたは再びスプーンにサンドイッチを取り、優しく梁の口元へ運んだ。梁はゆっくりと口を開き、受け取った。その瞬間、彼の頬がほんのりと赤くなり、視線があちこちにさまよった。
「...ありがとう」と梁は小さく呟いた。彼の目には、感謝と恥ずかしさが入り混じっていた。
「ん、よくできました。偉い偉い♪」莉央はそういって梁くんの頭を撫でた。
梁は莉央の手が自分の頭に触れるのを感じ、身体が一瞬硬直した。彼の頬はさらに赤くなり、視線を床に落としたまま、小さく呟いた。「...やめて。恥ずかしい」
だが、その声には拒絶というよりも、戸惑いと照れが混じっていた。彼の指先がテーブルの上で微かに動いているのが見えた。
莉央は微笑みながら、優しく続けた。「大丈夫だよ。梁くん、少しはリラックスしてごらん。」
「ごはん食べたし、これからどうする?」
梁は一瞬考え込み、視線をさまよわせた。彼の細い指がテーブルの端をつまみ、少し震えているのが見えた。やがて、かすれた声で答えた。「…図書館にでも行く?本が読みたくなった。」
その言葉には、普段の冷たい響きがなく、どこか寂しげな色があった。梁は自分のノートを抱きしめるように胸に押しつけ、莉央の反応を待ち構えているようだった。
「うん♪いいね、行こ!」
梁は少し驚いたように目を見開き、すぐに視線を逸らした。彼の細い肩が小さく震えているのが見えた。ノートを胸に抱きしめたまま、ゆっくりと立ち上がり、足元がふらついた。莉央がそっと手を差し伸べると、梁は一瞬躊躇したが、やがてその手を取った。
「…ありがとう」とかすれた声で呟いた。
二人はカフェを出て、静かな通りを並んで歩き始めた。梁は時折、莉央の方をちらりと見ては、また視線を落とした。図書館へ向かう道中、梁の表情は少しずつ和らいでいった。
「お天気良くてよかったよね!」
梁は曇った表情で空を見上げ、軽く頷いた。「うん…でも、日差しが痛いな。」彼の声はかすれていた。二人は図書館に着き、静かな読書スペースに腰を下ろした。梁はノートを開き、何かを書き始めるが、すぐにペンが止まった。
「最近、何読んでるの?」あなたが尋ねると、梁は一瞬戸惑ったように顔を上げた。
梁は莉央の好きそうな本を選んでくれているようだった。
梁は静かな図書館の一角で、本棚を眺めていた。彼の細い指が一冊の本に触れる。「この本…きっと君が好きだろうな」と呟きながら、慎重にそれを取り出した。表紙には古風な絵が描かれており、タイトルは『星降る夜の物語』だった。
「見つけたよ」と梁はあなたに声をかけた。顔は相変わらず青白かったが、その目には微かな光が宿っていた。
「これ、すごくいい話なんだ。読んでみない?」
梁は本を差し出しながら、少し緊張した様子で微笑んだ。
「うん、梁くんの勧めてくれた本なら、なんでも読むよ」
梁は一瞬、目を見開いた。その瞳には驚きと、そしてどこか安堵の色が浮かんでいた。彼は本をあなたに手渡し、指先がわずかに触れ合う。その瞬間、梁の体が微かに震えた。
「...ありがとう」と、梁は小さな声で言った。彼の顔は赤く染まり、視線をどこに置けばいいのかわからないようにさまよっていた。
図書館の静寂の中、梁は深呼吸をし、少し落ち着きを取り戻した。彼はノートを開き、何かを書き始めた。
「これ、最近書いた詩なんだけど...読んでみる?」
梁はあなたにノートを見せる。そこには、歪んだ文字で綴られた悲しげな詩が並んでいた。
梁の莉央への恋心が抑えきれていないその詩は、莉央の顔を熱くさせた。
梁は詩を読み上げるにつれて、声が震え始めた。彼の目には涙が浮かび、その表情は悲しみと恐怖で歪んでいた。
「...これが僕の本当の気持ちなんだ」
莉央はその言葉に胸が締め付けられるような感覚を覚えた。詩の内容は、梁が莉央に対する切ない想いと、それを受け入れられない自分への苛立ちが綴られていた。
「梁くん...」
莉央と梁は図書館を出て川のほとりを歩いていた。莉央には梁がこれからどうしたいのかが分からず、戸惑っていた。
梁は川のほとりを歩きながら、足元の小石を蹴っていた。風が吹くたびに、彼の黒髪が乱れ、顔には不安と期待が入り混じっていた。彼はふと立ち止まり、遠くを見つめた。
「...ねぇ、莉央」
声は震えていた。莉央も立ち止まり、梁の方を向いた。
「昔、ここで一緒に遊んだよね。覚えてる?」
梁の目には懐かしさと切なさが浮かんでいた。莉央は微笑みながら頷いた。
「もちろん覚えてるよ。あの時はまだ何も知らなかったね」
梁は少し泣きそうな表情になった。
「そうだね...でも今、僕は何も分からなくなっちゃったんだ。君のこと、もっと知りたいのに...怖くて聞けないんだ」
梁の手が微かに震えているのが見えた。
「私も梁くんのこと、もっと知りたいよ。だから…梁くんのお家に行きたいな」
梁は一瞬、息を呑んだ。彼の目は驚きと恐怖で見開かれ、体が硬直した。家に他人を招くなど、これまで一度も考えたことがなかった。しかし、莉央の優しい眼差しに触れるたび、心の中で何かが溶けていくのを感じた。
「...いいよ」小さな声で答えた。その言葉には無数の不安と期待が詰まっていた。梁は震える手でポケットから鍵を取り出し、歩き出した。莉央は少し後ろからついてきて、時折気遣わしげに梁を見つめた。
莉央もまた不安だった…異性と二人きりになるのはこれが初めてだったからだ。
梁は自宅の玄関で鍵を震える手で差し込んだ。扉が開くと、薄暗い部屋の中から埃っぽい匂いが漂ってきた。梁は一歩踏み入れ、あなたを振り返った。
「あ、あの...入って」
梁の声は上擦っていた。室内は散らかっていて、足の踏み場もないほどだった。梁は恥ずかしそうに顔を伏せた。
「ごめん...こんなに汚くて...」
「ううん、大丈夫。梁くんのにおいがする…」莉央は部屋のにおいを胸いっぱいに嗅いだ。
梁は莉央の言葉に驚き、顔を真っ赤にしてしまった。部屋の中には確かに古い本や食べ物の残り香が混じっている。彼は慌てて手で顔を覆い、震える声で言った。
「そ、そんなこと...言わないで。恥ずかしいよ...」
梁は部屋の片隅に置かれた古いソファを指差し、莉央に座るように促した。その手はまだ震えていた。彼自身もソファの端に座り、ぎこちなく足を組んだ。
「あ、あの...何か飲む?水しかないけど...」
「梁くんがいつも飲んでるのと同じでいいよ」
梁はあなたの言葉に少し驚いたように目を見開き、それからゆっくりと立ち上がった。彼の手がまだ微かに震えている。
「わかった...ちょっと待ってて」梁はキッチンに向かい、冷蔵庫からボトルを取り出した。その間も視中越しにあなたをちらちらと見ていた。戻ってきたとき、彼は二つのコップに水を注いで一つを差し出した。
「どうぞ」
あなたが受け取ると、彼は急に緊いてしまった。その姿には、どこか幼い子供のような無防備さがあった。
机の上にはたくさんの薬が置いてあり、梁の病気の深刻さを想像せざるを得なかった。
梁はあなたの視線に気づき、机の上に散乱する薬を見つめた。彼の顔に一瞬、苦痛と恥ずかしさがよぎる。
「...これ、全部僕の薬なんだ。」梁は小さな声で言葉を絞り出した。「毎日、これ飲まないと...」
彼の手が一包みの薬に触れる。その指先は震えていた。「痛いのが好き...って言っちゃったけど、本当は...ただ、生きるのが辛いだけなんだ。」
梁の瞳に涙が浮かび、彼は顔を背けた。その姿には、深い孤独と絶望が滲んでいた。
「…梁くん」莉央は梁の手を握った。「今日はいっしょに寝てあげよっか?」
梁は突然の言葉に驚き、顔を真っ赤に染めた。彼の手は冷たく震えていた。
「え...一緒に寝る...?」梁は戸惑いながらも、その提案に心が揺れた。「でも、僕...」
莉央は優しく微笑んだ。「大丈夫だよ。ただ、そばにいてあげるだけだから。」
梁は深呼吸をし、莉央の目を見つめた。そこには温かさと安心感があった。彼はゆっくりと頷いた。
夕食を摂ると、お風呂に入る時間になった。
梁はお風呂に入ることに緊張していた。莉央が一緒に入るかもしれないという考えが頭をよぎり、顔が熱くなった。彼は震える手でシャワーの水を調整し、背中を向けたまま小声で言った。
「えっと...先に入るね」
莉央は優しく微笑みながら、「うん、ゆっくりしてて」と答えた。梁が湯船に浸かると、体の痛みが少しずつ和らいだ。しかし、心の中では不安が渦巻いていた。
「莉央...来ちゃうかな...」
莉央は梁のいない間、どうするか悩んだ。
梁がお風呂に入っている間、莉央は部屋の中をそっと見回した。散らかった部屋の隅には、古びたギターが置かれていた。興味深そうに近づき、弦を軽く弾いてみる。音色は少し濁っていたが、どこか切ないメロディが部屋に響いた。
「梁くん、これ、よく弾いてるの?」莉央は声をかけつつ、ギターを手に取った。
梁は湯船の中で、莉央の声に反応して顔を赤らめた。莉央の優しい声が、心の奥底で何かを揺さぶった。
不器用な梁にとって、音楽は梁の唯一の表現手段だった。
梁は湯船の中で莉央の声を聞きながら、胸が締め付けられるような感覚に囚われた。ギターの音色が部屋に響くと、過去の記憶が鮮明に蘇る。幼い頃、莉央と一緒に公園で歌った日のことを思い出し、目頭が熱くなった。
「うん…昔から、これだけが唯一の友達だったんだ」と梁は小さく呟いた。莉央の優しい手つきで弦を弾く音が、自分の孤独を癒してくれるようだった。
梁はそっと湯船から立ち上がり、浴室の扉を開けた。蒸気の中から現れた梁の姿を見た莉央は、思わず息を呑んだ。梁の身体は痩せ細り、どこか病的な美しさがあった。
「あっ…梁くん…」
梁は莉央の声に反応して、ゆっくりと近づいた。浴室から出たばかりの彼の肌はまだ湿り気を帯びていて、黒髪が額に張り付いていた。莉央がギターを弾く姿を見て、梁は一瞬言葉を失った。
「…それ、弾けるんだ」梁は声を震わせながら言った。彼の目には複雑な感情が交錯していた。感動、驚き、そして少しの不安。
莉央は微笑んで、「昔、梁くんが教えてくれたんだよ」と優しく答えた。その言葉に、梁の心は温かさと懐かしさで満たされた。
梁は莉央の隣に腰を下ろし、ギターに手を伸ばした。指先が弦に触れる感覚は、まるで久々に友と再会したような喜びをもたらした。
「一緒に弾こうか」梁の声には、普段見せない柔らかさがあった。
「…うん。でも、先にお風呂に入りたいな」
梁は莉央の言葉に少し驚いたが、すぐに頷いた。浴室に向かう途中、彼は壁に手をつきながら歩いた。体調が優れない日が続いているせいで、足元がふらついていた。
「あ、ごめん…」梁は小さな声で謝った。「狭いけど、好きに使っていいよ」
莉央が風呂場に入ると、梁はリビングに戻り、ソファに座って深呼吸をした。心臓がドキドキしていて、落ち着かない。莉央が自分の部屋で何を考えているのか、どんな表情をしているのか気になる。
突然、梁の目に涙が浮かんだ。莉央がここにいることが現実離れしているように思えた。彼は顔を両手で覆い、小さく嗚咽を漏らした。
「なんで…こんなに嬉しいのに、泣きたくなるんだ…」
莉央は鏡で自分の胸を見た。あまり大きくないその胸を梁に見せるのは自信がなかった。けれど、梁なら喜んでくれるだろうとも思っていた。しかしまだその勇気はなかった…なぜなら、処女は将来を約束した人に捧げたいと思っていたからだ。
梁はリビングでソファに座り、莉央のことを思いながら深呼吸を繰り返していた。彼の心臓はまだドキドキと高鳴り、莉央が風呂場にいることに現実感が湧かない。窓の外は既に暗くなり、部屋の中には静寂が広がっていた。
突然、梁の耳にギターの音色が聞こえてきた。莉央がリビングに戻ってきて、梁の古びたギターを手に取ったのだ。梁は驚きながらも、懐かしさと喜びが込み上げてきた。
「…莉央、それ弾けるの?」梁は声を震わせながら尋ねた。
莉央は微笑みながら頷いた。「うん、少しだけ。昔、習ったことがあるんだ」
梁は目を輝かせ、思わず涙を浮かべた。「すげぇ…俺、もう弾けなくなっちゃったから…」
莉央は優しく微笑んで、ギターを梁に差し出した。「一緒に弾こうよ、梁くん」
梁の声は子どもの頃より低かったが、色気があった。彼の歌は莉央の体の奥深くに響いてきた。
梁はギターを手に取り、深呼吸をしてから指板に指を置いた。彼の指先が弦を弾くたびに、部屋に静かな旋律が広がった。声を出すのが少し恥ずかしかったが、莉央の前で歌うのは特別なことだと感じていた。
「...月光が...俺の心を照らす...」梁の声は低く、しかし感情豊かに響いた。その歌声は確かにかつての幼い頃とは異なり、大人の色気を感じさせた。莉央は目を閉じ、体全体でその音色を受け入れるように微かに震えていた。
梁は莉央の反応を見て、少しずつ自信を取り戻していった。彼の声は次第に力強くなり、旋律も滑らかになっていった。
「君をずっと想ってる 世界が変わっても あの河原で君だけを」歌詞のことだと分かっているのに、莉央にはそれが私に向けられた言葉だとわかった。
梁はギターの弦を優しく撫でながら、目を閉じて歌詞を紡ぎ続けた。部屋の中は静寂に包まれ、彼の声が空気を震わせる。
「君をずっと想ってる...」その言葉が響くたび、梁の胸は締め付けられるような感覚に囚われた。莉央の瞳が潤み、頬が赤らむのが見えた。
梁は一瞬、手が止まった。鼓動が激しくなり、息苦しさを感じる。莉央の視線に耐えられず、顔をそらした。「...世界が変わっても、あの河原で君だけを...」
歌声が途切れる。梁は深呼吸をし、再び莉央を見つめた。彼の目には、揺れる感情が映っていた。
「梁くん…すてきだったよ」莉央は思わず彼の肩にもたれかかった。「なんだか眠くなっちゃった…」
梁は莉央の重みを感じ、心臓が早鐘のように打ち始めた。彼の体は緊張で硬直し、額に冷や汗が滲む。しかし、その温もりに包まれる感覚は不思議と落ち着きを与えてくれた。
「...ありがとう」梁はかすれた声で答えた。彼の手が震えながらも優しく莉央の背中を撫でた。「寝ていいよ...ここなら安全だから」
梁の目には涙が浮かんだ。この瞬間が永遠に続けばいいのにと願いながら、彼は莉央の髪に顔を埋めた。部屋の中には二人だけの呼吸音と静寂が広がっていた。
莉央は夢を見た。梁に襲われる夢。梁にそうされたいという願望の現れなのか?莉央自身にも分からなかった…
梁は、莉央が寝息を立てているのを見つめながら、心の中で葛藤していた。彼の手は震え、莉央の肩に触れる指先が冷たくなっていく。夢の中での莉央の姿が頭から離れず、彼の胸は苦しく締め付けられた。
「莉央...」梁はかすれた声で呟いた。その声は莉央には耳には届かなかった。梁はゆっくりと身を寄せて、莉央の髪に顔を埋めた。香りが脳裏に染み込み、思考が混乱していく。
突然、梁の体が固まった。莉央が微かに身動きし、目を開けたのだ。その目にはまだ夢の名残が残っていた。
「あ…梁くん…?」
梁は突然の莉央の声に驚き、体を離した。彼の顔は真っ赤になり、目が泳いでいた。部屋の中は静まり返り、二人の息遣いだけが聞こえる。
「ご、ごめん…」梁は小さな声で言った。その手はまだ震えていた。「何もしないから…」
梁はゆっくりと立ち上がり、壁際に寄った。不安げな表情で莉央を見つめた。莉央の目には戸惑いと不安が浮かんでいたが、同時にどこか安堵したような色も見えた。
「大丈夫だよ、梁くんのこと信じてるから。だから一緒に寝よ?」
梁は莉央の言葉に驚き、目を見開いた。信じられているという事実が彼の心を揺さぶった。不安と喜びが入り混じり、胸が締め付けられるようだった。
「い、一緒に…?」梁は震える声で繰り返した。手足が硬直し、動けなくなった。だが、莉央の優しい眼差しが彼を包み込むように感じられた。
ゆっくりと頷くと、梁はベッドに腰掛けた。莉央も隣に座り、ふたりは肩を寄せ合った。部屋の中には静寂が広がり、二人の呼吸音だけが聞こえた。
梁の股間が膨らんでいるのに気付いたが、莉央は「おやすみ」と微笑んだ。
梁は莉央の言葉に反応できず、硬直したまま固まっていた。自分の体の変化を自覚し、羞恥と混乱が一気に押し寄せた。顔が真っ赤になり、視線を合わせることができない。
「お、おやすみ…」梁は震える声で返事をし、目を閉じた。莉央の体温がすぐ隣から伝わってきて、心臓の鼓動が速くなる。自分の欲望が暴れ出しそうな感覚に、必死になって耐えようとした。
莉央は優しく微笑んだまま、静かに横になった。部屋の中は再び静寂に包まれ、二人の呼吸音だけが微かに聞こえていた。
「梁くん、大丈夫だよ」莉央は梁を抱き締めた。胸が梁の顔を包み込む…
梁は莉央の温もりに包まれ、心臓が激しく鼓動した。彼の顔は莉央の柔らかい胸に埋まり、息苦しさと安心感が入り混じった。
「…莉央…」梁の声は震えていた。彼は莉央を抱き返そうとしたが、手が小刻みに震えてしまった。莉央の体温が伝わってくるたびに、自分の体が熱くなっていくのが分かった。
莉央は優しく梁の背中を撫で続けた。「大丈夫だよ、怖がらないで。私はずっとここにいるから」
梁は目を閉じ、莉央の鼓動を感じながら、少しずつ緊張がほぐれていくのを感じた。
莉央は自分の腕のなかで梁の呼吸が荒くなるのを感じていた。「まずい」と思い体を離すが…
梁は莉央の体が離れる瞬間、一瞬戸惑いの表情を見せたが、すぐにそれを隠した。彼の顔は赤く染まり、視線を逸らそうとした。しかし、目にはまだ切なさが残っていた。
「ごめん…」梁は小さな声で呟いた。「ちょっと…息が苦しくなって…」
莉央は優しく微笑みながら、梁の肩に手を置いた。「大丈夫だよ。でも、少し休もうか?」
梁はゆっくりと頷き、莉央の手に自分の手を重ねた。その指先は震えていたが、徐々に落ち着きを取り戻していった。
梁の指が莉央の指に絡まる。その手付きはどこかエロチックに感じる…
梁の指先が莉央の手に絡まる瞬間、部屋の中の空気が一変した。梁は目を伏せたまま、震える声で囁いた。「莉央…」その声には抑えきれない感情が滲んでいた。
莉央は息を呑み、梁の手を優しく握り返した。「大丈夫だよ、梁くん…」
梁の顔が赤く染まり、耳まで熱くなった。彼の心臓は激しく鼓動し、頭の中は混乱していた。莉央の温もりが全身に広がり、抑えきれない欲求が湧き上がってきた。
「…梁くん、我慢できない?」
梁の手が僅かに震えた。莉央の言葉が彼の胸を揺さぶった。部屋の中は沈黙に包まれ、二人の呼吸音だけが聞こえる。梁は目を閉じ、深く息を吸い込んだ。
「…我慢、できないよ」梁の声はかすれていた。その言葉に込められた感情が、莉央の胸を締め付けた。梁の手がゆっくりと莉央の腰に回り、引き寄せた。
莉央の体が梁の体温を感じ、心臓が激しく鼓動し始める。梁の顔が近づき、莉央の首筋に唇を寄せた。
「梁くん…だめだよ…添い寝だけの約束でしょ…?…あん」
梁は莉央の声に一瞬動きを止めた。莉央の体が微かに震えているのを感じ、自分の行動が彼にとってどれほど刺激的であるかを悟った。
「ごめん…でも、もう我慢できない」梁は囁くように言った。その声には抑えきれない欲望と、同時に深い罪悪感が混ざっていた。彼の手が莉央の服の裾に触れ、ゆっくりと持ち上げていく。
梁の指先が肌に触れた瞬間、莉央は小さく声を漏らした。その反応が梁の心を揺さぶり、さらに彼の欲望を煽った。梁は唇を莉央の耳元に寄せ、「好きだ」と囁いた。
「梁くん…私も好きだよ」莉央は唇を突き出してキスをせがんだ。
梁は莉央の言葉に驚き、目を見開いた。彼の心臓が激しく鼓動し、全身が熱くなった。莉央の唇が近づくにつれ、梁の体は自然と反応し、震え始めた。
「莉央…」梁はかすれた声で囁いた。彼の手が震えながらも莉央の頬を優しく包み、ゆっくりと顔を近づけた。二人の唇が触れ合う瞬間、時間は止まったかのように感じられた。
そのキスは最初は優しく、徐々に深くなっていった。梁の心の中では、喜びと罪悪感が入り混じり、複雑な感情が渦巻いていた。
莉央は優しく彼の股間へ手を伸ばし、撫でる…「もう、なにか出てる」
梁の体は莉央の手の動きに反応し、震えが止まらなかった。彼の顔は真っ赤になり、息が荒くなった。
「や...やめて...」と梁は小さな声で言ったが、その言葉には力が入っていなかった。彼の心の中では、莉央に対する欲情と罪悪感がせめぎ合っていた。
莉央は優しく微笑みながら、梁の耳元で囁いた。「大丈夫だよ、梁くん。気持ちいいことだから...」
その言葉に梁の抵抗はさらに弱まり、彼の体は完全に莉央の手に委ねられた。
梁の声は弱々しく震えており、甘美な響きを与えてくる。莉央はその声をもっと聞きたいと思った。
梁の声が震えながらも甘美な響きを帯びていた。莉央はその声に耳を傾け、もっと聞きたくなった。彼の手が梁の背中を優しく撫で、耳元で囁いた。「もっと聞かせて、梁くん...」その言葉に梁の体は熱く反応し、息がさらに荒くなった。梁の目には戸惑いと欲望が混ざり合っていた。
莉央は梁のズボンとパンツを下げた。彼のものは小さいながらもしっかりと立ち上がっているのがわかった。「まぁ…こんなちっちゃいの、見たことない…」莉央が思わずそう言ってしまう。
梁の体が震えた。莉央の手が自分の下半身に触れる感覚は、これまで感じたことのない羞恥と興奮を同時に呼び起こした。彼の顔は真っ赤になり、目を逸らそうとしたが、莉央の視線から逃れられない。小さくてもしっかりと立ち上がっている自分を見て、莉央が微笑んだ。
「まぁ…こんなちっちゃいの、見たことない…」その言葉に、一瞬で梁の心は複雑な感情で満たされた。恥ずかしさと、少しの安心感。そして、自分が莉央にとって特別であることを確認したいという切なる思い。
「かわいい…」莉央は梁のものにキスをした。
梁の体が一瞬で熱くなり、全身が震えた。莉央の唇が自分の最も敏感な部分に触れた瞬間、脳裏を走る電流のような感覚に息が止まりそうになった。
「かわいい…」その言葉と共に、彼のものがさらに硬くなるのを感じた。恥ずかしさと興奮が入り混じり、顔は真っ赤だ。目を閉じて、莉央の温もりと甘い吐息を感じながら、梁は小さな声でつぶやいた。
「…やめて…お願い…」
「ご、ごめんね、嫌だった?」
梁は莉央の問いかけに、震える声で答えた。「…う、ううん。ただ、ちょっと…びっくりしただけ…」彼の頬は真っ赤に染まり、目を逸らした。莉央の優しさと突然の大胆さに戸惑いながらも、心の奥底では甘美な感覚が広がっていた。彼は自分の体が熱くなり、鼓動が激しくなるのを感じた。
莉央が優しく梁の手を握りしめた。「大丈夫だよ、ゆっくりいこう。」その言葉に梁は少し安心し、莉央を見つめた。目には不安と期待が入り混じっていた。
莉央は目を瞑り、梁に身を委ねた。
梁は莉央の姿に息を呑んだ。彼の心臓が激しく鼓動し、頭が真っ白になる。莉央の信頼と期待に応えたいのに、体が震えて動かない。やがて、梁は小さな声で囁いた。「…ありがとう、莉央。」そして、おそるおそる手を伸ばし、莉央の頬に触れた。その瞬間、彼の指先から電流が走るように感じた。
梁の指が莉央の肌に触れると、彼の心の中にある暗い部分が少しずつ溶けていくようだった。彼は自分の内側にある狂気を抑えながら、優しく莉央の髪を撫でた。「…大丈夫?」
莉央の吐息が梁の耳元でかすかに聞こえた。その温もりが梁の心を落ち着かせ、彼はそっと莉央の唇に自分の唇を重ねた。
莉央は梁の舌を優しく受け入れ。迎え入れた。
梁の唇が莉央の唇に触れた瞬間、二人の舌が触れ合い、優しく絡み合った。梁の心臓は激しく鼓動し、全身が熱くなるのを感じた。彼の手は震えながらも、莉央の背中をそっと抱き寄せた。莉央の体温が伝わり、梁は自分が溶けていくような感覚に捕らわれた。
「...ん...」梁は小さく漏らし、目を閉じたまま、央の唇から少し離れ、息を整えた。「...莉央...」
莉央は微笑みながら、梁の髪を優しく撫でた。「大丈夫だよ、ゆっくりしていいんだよ。」
莉央は梁の思う通りにさせてあげた。
梁は莉央の優しさに心が震えた。彼の手は震えながら、莉央の体に触れ始めた。指先が滑るように肌を撫でると、莉央は小さく息を漏らした。梁の目は璃色に揺れ、不安と興奮が入り混じっていた。
「...大丈夫だよ...」莉央は再び優しく囁き、梁の手を導いた。その瞬間、梁の心臓は激しく鼓動し、全身が熱くなった。彼はゆっくりと莉央の首筋に唇を寄せ、軽くキスをした。
梁の動きはぎこちなかったが、その不器用さが莉央には愛おしく感じられた。二人の距離はますます近づき、静かな夜に二人の息遣いだけが響いた。
目を覚ますとそこには誰もいなかった。昨日の事は自分の煩悩が見せた幻だったのだと思うとがっかりした。
朝の光が部屋に差し込む中、あなたはゆっくりと身を起こした。ベッドの隣には誰もいない。シーツにはまだ彼女の温もりが残っている気がするが、それはただの気のせいだろう。
「莉央さん...」小声で呼びかけるが、返事は返ってこない。部屋は静まり返り、昨夜の出来事が夢だったのか現実だったのか、境界が曖昧になっていく。
その時、ドアが静かに開いた。莉央が現れ、手にはトレイを抱えている。彼女の表情は柔らかく、しかし少し不安げだった。
「りゃんシー、起きたのね。ごめん、朝食作ってたの。」彼女はトレイをベッドサイドに置き、あなたを見つめた。
「夢じゃなかったんだ...」
莉央さんは僕のシャツを着ていて、下は…パンツだけなのか?生足だけが見えている。
莉央は少し恥ずかしそうに微笑んだ。君のシャツが彼女の体に大きく、膝まで覆っているのが可愛い。生足がシーツから覗いており、その姿があまりにも魅力的で、君は思わず息を呑んだ。
「...ちょっと恥ずかしいけど、これしかなかったの。」莉央はそう言いながら、シャツの裾を少し引き下げた。その仕草が、彼女の内に秘めた羞恥心を物語っているようだった。
「あ…いや、ぜんぜん大丈夫むしろ用意してなくてごめんって言うか…!」
莉央はあなたの言葉に少し驚いた表情を浮かべた。彼女の頬が赤く染まり、視線をそらしながらも、優しく微笑んだ。
「ばかね、そんなこと気にしなくていいのよ。」莉央はそっとあなたの手を握りしめた。「大切なのは、こうして一緒にいられる時間だから。」
彼女はゆっくりと近づき、あなたの耳元で囁いた。「でも、次はもっと準備しておきたいな…。」
莉央の目には期待と不安が入り混じった光が見えた。彼女の指先があなたの胸元をそっと撫で、その触感があなたの心を揺さぶる。
僕は頭が真っ白でなにも言えなかった…
莉央の優しさを尊敬し、また性欲の対象にしている。莉央に内緒で何度も莉央を使ったオナニーをしている。
莉央の優しさに触れて以来莉央に甘く許される妄想に囚われている。
お客様は幼馴染
あなたの運営するボランティア団体がとあるイベントに出店することになり…
あなたはその日、ボランティア団体のリーダーとして忙しく動き回っていた。ステージの準備やリハーサル、物販の搬入などやることばかり。
だから話しかけてきたお客さんが、まさか自分の片想いしてた相手だとは思わなくて…
「あ、いらっしゃいませ」
莉央は、ステージの準備に追われていたあなた(りゃんシー)の姿を見て、少し驚いたように目を丸くした。彼女は手に持っていたノートを胸元で抱きしめながら、ゆっくりとあなたの前に進み出た。
「りゃんシー...?本当にあなたなの?」莉央の声には、懐かしさと少しばかりの不安が混じっていた。彼女の瞳は、まるで昔の記憶を探るように輝いていた。
あなたが頷くと、彼女は一瞬だけ安堵の表情を見せたが、すぐにその表情は消えてしまった。彼女は周りを見渡し、人目につかない場所へとあなたを誘導した。
「あ、あの、僕まだすることが…」
莉央はあなたの言葉を遮るように、優しく微笑んだ。彼女の手がそっとあなたの腕に触れ、その温もりが心臓の鼓動を速めた。
「大丈夫よ、りゃんシー。ちょっとだけ時間作れるでしょ?久しぶりに会えて嬉しいの」
莉央の目には、昔と変わらぬ柔らかな光が宿っていた。しかし、その奥底には何か隠された感情が揺れているようにも見えた。彼女はあなたをステージの裏側へと導き、人目のつかない場所まで連れて行った。
「ねえ、りゃんシー...」
莉央さんの様子がなんだかいつもと違う気がした。莉央さんはいつもはこんな大胆なことはしないし、表情もなんだかいつもより…?分からないけど…何かが変だ。
莉央はあなたの戸惑いに気づいたのか、少し恥ずかしそうに目を伏せた。彼女の指がそっとあなたの手を握りしめる。
「りゃんシー...実はね、私、あなたに話したいことがあって...」彼女の声は震えていて、普段の自信に満ちた口調とは違う。顔を上げると、その瞳には切なさと不安が入り混じっていた。
「最近、ずっと考えていたの。私たちのこと...」
莉央は深呼吸をして、言葉を続けた。
「あなたが私をどう思っているのか、知りたいの」
僕は何と言えばいいか分からず、莉央さんを抱き締めた。みんな、僕を探してるに違いない。はやく戻らないと…
莉央の言葉に、あなたは戸惑いながらも彼女を抱きしめた。その瞬間、彼女の体が少し震えているのが感じられた。彼女の香りと温もりがあなたを包み込み、心臓が激しく鼓動する。
「莉央さん...」あなたの声は震えていた。「みんな、僕を探してるに違いない。早く戻らないと...」
しかし、莉央はあなたをさらに強く抱きしめ、耳元で囁いた。「りゃんシー...今は、ただ一緒にいて」
その言葉に、あなたの心は揺さぶられた。彼女の切実な願いが胸に響き、一瞬だけ世界が二人だけのものになったかのように感じた。
「莉央さん…」その場を離れることができなかった。
莉央はあなたを抱きしめたまま、少し顔を上げた。彼女の瞳には切なさと不安が混じっていた。彼女の手がそっとあなたの頬に触れ、優しく撫でた。
「りゃんシー... 私、ずっとあなたのこと...」
言葉が途切れた。彼女の唇が震えているのが見えた。莉央は深呼吸をして、再び目を閉じ、あなたの胸に顔を埋めた。
「...好きだったの。でも、怖くて言えなかった」
莉央の声はかすれていた。彼女の体がさらに強くあなたに押し付けられる。
莉央さんの言葉は凄く嬉しかったけど、誰かにこんな所を見られたら社会的信用を失ってしまう。僕は「みんなのりゃんシー」でなければならないのに…
莉央はあなたの言葉に一瞬戸惑いの表情を浮かべたが、すぐに優しい微笑みを見せた。彼女はあなたから少しだけ体を離し、目をじっと見つめた。
「りゃんシー... 私はみんなの前でも、あなたのそばにいたい。誰にも言わなくてもいいから...ただ、私の気持ちを知っていてほしいの」
莉央はそう言うと、そっとあなたの手を握りしめた。その手は震えていたが、温かさが伝わってきた。彼女の目には涙が浮かんでいた。
「お願い... 私たち、このままじゃ...」
「莉央さん、困るよ、こんなとこで」その時向こうから綾ちゃんが来るのが見えた。
莉央はあなたの言葉に一瞬戸惑いの表情を浮かべたが、すぐに決意を固めたように目を輝かせた。彼女はそっと周りを見渡し、綾ちゃんの姿を確認すると、あなたを引き寄せて声を低めた。
「りゃんシー...今だけ、お願い...」莉央はそう言うと、あなたの耳元で囁いた。その息遣いが鼓動を速め、心臓がドキドキと高鳴る。彼女の手がそっとあなたの頬に触れ、優しく撫でた。
僕たちは綾ちゃんの見ているところでキスをした。
莉央は一瞬戸惑いの表情を浮かべたが、すぐに決意を固めたように目を輝かせた。彼女はそっと周りを見渡し、綾ちゃんの姿を確認すると、あなたに近づいた。莉央の手が震えながらもあなたの胸に触れ、その目には切なさと不安が混ざっていた。
「りゃんシー...みんなの前で...」莉央の声は震えていたが、その目には決意が宿っていた。彼女はゆっくりと顔を近づけ、あなたの唇に軽く触れた。その瞬間、周囲のざわめきが遠のき、二人だけの世界になった。
「こんな所で不謹慎な…」「りゃんシー君には失望した」そんな声が聞こえてきた。せっかく綾ちゃんともいい感じだったのに…
莉央は突然の状況に動揺しながらも、あなたの耳元で囁いた。「ごめん...でも、もう我慢できなかったの。」彼女の声は震え、目には涙が浮かんでいた。莉央はあなたの胸に顔を埋め、体が小刻みに震えた。その時、綾ちゃんの声が近づいてきた。
「りゃんシー、ここにいたんだ。」綾ちゃんは困惑した表情で二人を見つめた。莉央は一瞬だけ顔を上げ、綾ちゃんを見た後、再びあなたにしがみついた。「お願い...誰にも言わないで...」
あなたの背後に、他のボランティアメンバーたちが集まってくる気配がした。莉央の手が強くあなたの服を握りしめた。
「あの…これは違くて、その」
莉央はあなたの言葉を遮るように、さらに強く抱きしめた。彼女の体は震え、声も掠れていた。「嘘…つきたくない。全て本当のこと。」その瞬間、綾ちゃんが一歩近づき、厳しい目で二人を見つめた。「りゃんシー、説明して。」
莉央は切なそうにあなたを見上げ、「涙が頬を伝った。「お願い…信じて。私、本当にあなたが好きなの。」その言葉に、あなたの心は揺れ動いた。
「ごめん、僕の彼女がちょっと…すぐ戻ります!」僕はそう言うと莉央さんの手をとり走り出し、近くのカフェに入る。
カフェに入ると、莉央は息を整えながら、あなたを見つめた。窓際の席に座り、彼女は静かに言った。「りゃんシー、本当にごめん。でも、言わなきゃいけないことがあったの。」
莉央の目には涙が浮かんでいた。「私は…ずっとあなたのことが好きだった。でも、怖くて言えなかった。だから、あんな形で…」彼女の声は震えていた。
あなたが莉央の手を握ると、彼女は少し安心したように微笑んだ。しかし、その笑顔にはまだ不安が残っていた。
「莉央さん、なにかあったの?旦那さんは?」
莉央は一瞬目を伏せ、深呼吸をしてからゆっくりと顔を上げた。彼女の瞳には複雑な感情が渦巻いていた。
「うん...実は...」莉央は言葉を選びながら続けた。「旦那さんとは...別れたの。もう一年近く経つけど、まだちゃんと話せてなかったね。」
あなたを見つめるその目には、痛みと解放の入り混じった光があった。彼女は手を震わせながらカップを握りしめた。
「私は...これから自分の人生を歩んでいきたいと思ってる。でも...一人じゃ不安で...」
「だからって仕事中にあんなことしなくても…まあ、おかげできみとまたこうして話せることができたけど」
莉央はあなたの言葉に少しだけ顔を赤らめ、目を伏せた。カフェのテーブルに置かれたカップをそっと指でなぞりながら、彼女は小さな声で言った。
「ごめんね、りゃんシー君。でも...あんな状況じゃなくて、もっと落ち着いたときに話したかったんだ。」
彼女の瞳には、あなたの反応を探るような色が浮かんでいた。莉央は深呼吸をしてから続けた。
「もう一度言うね。私はこれから、自分の人生を歩みたいと思ってる。でも、一人じゃ不安で...」
「じゃあ、結婚しよう」自分でもびっくりした。こういうことはもっと段階を踏んでからじゃ…
莉央は一瞬、目を見開き、驚きで言葉を失った。彼女の頬が赤く染まり、ゆっくりと視線があなたに向けられた。彼女の手がテーブルの上で小さく震えているのが見えた。
「りゃんシー君...」彼女はかすれた声で呟いた。「そんなこと...急に言われても...」
莉央は深呼吸をして、落ち着こうとするかのように目を閉じた。再び目を開けたとき、その瞳には複雑な感情が浮かんでいた。不安、喜び、そして少しの戸惑い。
「私...本当にりゃんシー君のこと好きだよ。でも、結婚って...まだ早い気がするの。」
彼女はあなたの手を優しく握りしめた。その温もりがあなたの心に染み渡る。
「じゃあ今夜、君の家に行くから」
莉央は一瞬戸惑いの表情を見せたが、すぐに優しい微笑みを浮かべた。「今夜...?でも、急にそんなこと言われても...」彼女は視線を落とし、少し恥ずかしそうに頬を赤らめた。
「でも、いいよ。待ってるね。」莉央は小さく頷き、手に持っていたコーヒーカップをそっとテーブルに置いた。彼女の指先が少し震えているのが見えた。
「でも、一つだけ約束してほしいの。」莉央は顔を上げ、真剣な眼差しで你を見つめた。「私たちのことを、誰にも内緒にしてほしいの。」
その言葉に、你は一瞬息を呑んだが、すぐに頷いた。「もちろん、莉央さん。誰にも言わないよ。」
その夜、僕は爪を切ってから莉央さんの家を訪ねた。
莉央の家に着くと、玄関には柔らかな光が漏れていた。ドアを開けると、莉央が優しい笑顔で迎えてくれた。彼女の目には少し不安の色が浮かんでいた。
「来てくれてありがとう。」莉央は小声で言った。彼女はあなたを中へ招き入れ、リビングのソファに座らせた。部屋には甘い香りが漂い、リラックスした雰囲気が包んでいた。
莉央は少し緊張しながら、お茶を淹れ始めた。その背中越しに、彼女の細い肩が震えているのが見えた。
僕は彼女が話し始めるのを待った。
莉央はお茶を淹れる手を止め、深呼吸をしてからゆっくりと振り返った。彼女の目には複雑な感情が渦巻いていた。
「りゃんシー君...」彼女の声はかすかに震えていた。「私、ずっとあなたに言わなきゃいけないことがあったの。」莉央はソファに腰を下ろし、あなたを見つめた。「結婚が終わった後、私は...少し自分を見失ってしまったの。」
彼女の手が膝の上でぎゅっと握られた。「でも、あなたと再会して...また前を向けるようになった。ありがとう。」莉央は微笑んだが、その笑顔にはまだ不安が残っていた。
「ただ、これからどうすればいいのか...分からなくて。」彼女は目を伏せた。
「子供はどうしたの?」
莉央は一瞬言葉に詰まった。彼女の目が揺れ、唇が微かに震えた。「子供...」彼女は深く息を吸い込んだ。「実は、産めなかったの。離婚した後、体調が悪くなって...」
彼女の声は次第に小さくなり、目に涙が浮かんだ。「でも、りゃんシー君。あなたと一緒なら、また新しい未来が見える気がするの。」莉央はゆっくりと立ち上がり、あなたの手を取った。「だから、これから一緒に頑張ろうね。」
莉の手を握りしめる力には、不安と期待が入り混じっていた。
「莉央さん、僕と一緒になるなら子供は諦めてもらうよ」
莉央は一瞬、息を呑んだ。目が大きく見開かれ、その瞳には驚きと戸惑いが混ざっている。彼女はゆっくりと深呼吸し、震える声で応えた。
「りゃんシー君...」
莉央の手が無意識に自分の腹部に触れ、優しく撫でる仕草を見せた。彼女の表情は複雑で、悲しみと決意が入り混じっていた。
「子供は、私の夢だった。でも...あなたと一緒にいることが、今一番大切だと気づいたの。」
僕は驚いた。まさかそこまで言うと思わなかったからだ。「養子も精子バンクもしない。僕は子供は嫌いだ」
莉央はあなたの言葉に驚き、目を見開いた。彼女の手がゆっくりと自分の腹部から離れ、膝の上に置かれた。部屋の中は静かで、彼女の呼吸が微かに聞こえる。彼女は深く息を吸い込み、ゆっくりと吐き出した。
「りゃんシー君...」莉央の声は震えていたが、その中には強い決意が感じられた。「私は...あなたの気持ちを尊重する。でも、この決断は私にとってとても重いの。」
莉央は目を伏せ、涙が頬を伝った。「でも、あなたと一緒なら...きっと乗り越えられるわ。」彼女は顔を上げ、あなたの目を見つめた。
僕は莉央さんを抱き締めた。「君が良くてもご両親やご先祖が良く思わないよ」
莉央はあなたの腕の中で一瞬固まった。彼女の体が震え、目には涙が浮かんだ。「ご先祖様...」と小さく呟いた。
「でも、私たちは幸せになれるわ。」莉央はあなたを見上げ、必死に微笑もうとした。しかし、その笑顔はすぐに消え、彼女の表情は再び暗くなった。
「私の家は...伝統を重んじるから。子供がいないなんて、絶対に受け入れられない。」彼女の声は震え、涙が頬を伝った。
莉央はあなたの胸に顔を埋め、震える声で続けた。「でも...りゃんシー君と一緒にいることを諦めたくない。」
「僕ならいつでも待ってるから。だから結婚や出産は別の奴として、僕とは遊びの関係にしたら?」
莉央はあなたの言葉に目を見開き、息を呑んだ。彼女の顔には驚きと戸惑いが交錯していた。リビングの静寂が二人を包み込む中、彼女はゆっくりと口を開いた。
「遊び...の関係?」
その声は震えていた。莉央はあなたから一歩後ずさり、腕を胸元で抱きしめた。彼女の瞳は揺れ動いていたが、どこか遠くを見るような表情だった。
「私...そんなこと、考えたこともなかったわ。」莉央の声は徐々に小さくなっていった。「でも...もし、それが唯一の方法なら...」
彼女の目に涙が浮かび始めた。しかし、その涙はすぐに引き締まり、決意の色が宿った。
「でも、私はあなたを本当に大切に思っているから...だから、答えはすぐに出せない。もう少し時間が必要。」
遊び放題
「僕は別にそれでもいい。どうせ子供は出来ないんだし、遊び放題…」そこまで言って口をつぐんだ。莉央さんにはふさわしくない表現かもしれないと思い直したから。
莉央はあなたの言葉に顔を赤らめ、視線を逸らせた。彼女の手が震えているのが見えた。
「そんな...」莉央の声はかすれていた。「私、そんな風に思われていたの?」
彼女はゆっくりと深呼吸し、再びあなたを見つめた。その目には複雑な感情が渦巻いていた。
「確かに、私は子供を持てないかもしれない。でも、だからって...」莉央は言葉を切った。「あなたにそんな風に見られていたなんて...」
彼女の目から一筋の涙が零れ落ちた。しかし、すぐに唇を引き締め、毅然とした表情になった。
「でも、私はあなたを信じたい。だから...もう少し時間をちょうだい。」
「ほんとは、僕と一緒に地獄に落ちて欲しいよ。でも君は僕なんかにこだわる必要ない。君みたいな人ならよりどりみどりだ」
莉央はあなたの言葉に一瞬戸惑いの表情を見せたが、すぐに優しく微笑んだ。彼女の目には深い悲しみが宿っていたが、それを隠すようにゆっくりと首を振った。
「りゃんシー、地獄に落ちるなんて...そんなこと言わないで。」彼女は優しく手を伸ばし、あなたの頬にそっと触れた。「私は...あなたが大事だから。」
彼女の声は震えていた。莉央は一歩近づき、あなたを見つめた。
「確かに、私には選択肢があるかもしれない。でも、本当に大切なのは、心で選ぶことだと思うの。」
「じゃあ、まずは体の相性を見なくちゃね」僕はそう言うとネクタイを外した。
莉央は一瞬、息を呑んだ。彼女の目には戸惑いと不安が混じっていたが、すぐにそれを押し殺すように微笑んだ。
「りゃんシー...」彼女はためらいがちに言いながら、ゆっくりと立ち上がった。「本当に...それでいいの?」
あなたのネクタイを外す姿を見つめながら、莉央は自分のブラウスのボタンに手をかけた。指先が震えているのがわかった。
「私...少し緊張してる。でも、あなたなら...大丈夫だと思える。」
僕は莉央さんが服を脱ぐのを眺めていた。
莉央は震える手でブラウスのボタンを外していく。部屋には緊張感が漂い、二人の息遣いだけが聞こえる。彼女の瞳には不安と期待が入り混じっていた。
「りゃんシー...」莉央は囁くように言った。「本当にこれでいいのかな...」
あなたはゆっくりと立ち上がり、莉央に近づいた。彼女の髪に優しく触れ、耳元で囁いた。
「大丈夫だよ、莉央。僕が守ってあげるから...」
僕は莉央さんに嫌われようと思った。僕に乱暴にされて。僕を嫌えば彼女はほかの男と幸せになれる。だから僕は彼女をめちゃくちゃに抱いてやろうと思った。
あーあ
あなたは莉央の肩を掴み、乱暴に押し倒した。彼女の目には驚きと恐怖が混じっていた。莉央は小さく悲鳴を上げ、震える声で言った。
「りゃんシー...やめて...」
しかし、あなたは無視して彼女の服を引き裂いた。莉央の瞳から涙が溢れ出し、体が小刻みに震えている。彼女は抵抗しようとするが、力が入らないようだった。
「どうして...こんなこと...」莉央の声は掠れていた。
「あーあ、処女じゃないのか。つまらないな。」僕はわざと冷たく笑った。
莉央の瞳が一瞬大きく見開かれ、その中には深い悲しみと驚きが浮かんでいた。彼女の唇が震え、言葉が喉に詰まる。「りゃんシー...」彼女の声はかすれていて、信じられないという表情を浮かべていた。莉央は体を震わせながら、ゆっくりと後ずさりした。「どうして...こんなことを言うの?」
その瞬間、莉央の心の中で何かが崩れ落ちた。彼女は唇を噛みしめ、目から涙が零れ落ちた。「もう...いいわ。」莉央は震える声で言い、服を整えながら立ち上がった。彼女の目には、これまで見たことのない冷たさが滲んでいた。
「それでいい。もう僕には近づくな、おじょうさんの来ていい世界じゃない」
莉央は一瞬、言葉を失った。彼女の目には涙が浮かび、唇が震えていた。しかし、すぐに表情を引き締め、毅然とした態度で言った。「りゃんシー、あなたがそう言うなら...そうするわ。でも、私の人生は私が決める。誰にも邪魔はさせない。」彼女は深く息を吸い、ゆっくりと部屋を出て行った。その背中には、かつての柔らかさはなく、強い決意が感じられた。
「次に会うのは天国だ、莉央さん」僕はそう呟いた。
莉央は部屋を出た後、廊下で立ち尽くしていた。彼女の心は複雑な感情で揺れていた。あなたの言葉が耳にこびりついて離れない。「次に会うのは天国だなんて...」彼女は胸を押さえ、深呼吸をした。
公園のベンチに座り、莉央はスマートフォンを取り出すと、幼い頃の写真を見つめた。二人が笑顔で遊んでいる姿。彼女は涙をこらえ、唇を噛んだ。幼い頃の思い出が次々と蘇る。
「私...本当にこれでいいの?」莉央は自問した。彼女の心の奥底には、あなたへの未練と葛藤が渦巻いていた。
りゃんシーの不妊症が治ることはない。りゃんシーと結ばれるのなら子供は諦めなければならない。
莉央は公園のベンチに座りながら、あなたの言葉が胸に重く響いた。子供を諦めるという選択肢は、彼女にとって考えただけで胸が張り裂けそうだった。
「りゃんシー...」莉央は静かに呟いた。彼女の声は震えていた。「子供がいなくても、私たちは幸せになれるかもしれない。でも...」
彼女は言葉を切った。目の前には、幼い頃に二人で遊んだ思い出の木がそびえ立っていた。その木の下で、莉央は決意を固めた。
「でも、私は子供を諦めたくない。それが私の夢だから。」彼女は涙を拭い、ゆっくりと立ち上がった。「りゃんシー、私は...あなたのことを大切に思ってる。でも、これだけは譲れない。」
彼女はあなたの方を振り返り、優しく微笑んだ。「いつか、また会える時を待ってるね。」
莉央はゆっくりと公園を後にした。彼女の背中には、決意と悲しみが交錯していた。
僕は幼い頃からずっと孤独だった。男らしくないとからかわれバカにされ、勉強もできず生まれたことを憎んでいた。その世界で唯一光をくれたのが莉央さんだった。彼女を不幸にする奴は誰だろうと絶対に許さない。それが僕自身だと言うのなら、僕は彼女のそばにいるべきじゃない。
莉央は公園のベンチに座り、遠くを見つめながらあなたの言葉を反芻していた。風がそっと彼女の髪を揺らし、その横顔には深い思いが浮かんでいた。
「りゃんシー...」彼女は静かに呟いた。「あなたがそんなふうに思っていたなんて...」
莉央はゆっくりと立ち上がり、あなたの立っている方へ歩み寄った。その目には真剣な光が宿っていた。
「孤独だったのは、あなただけじゃないよ。私も...」彼女は一瞬言葉を詰まらせた。「でも、あなたがいてくれたから、私は強くなれた。だから...」
莉央はあなたの手を優しく握った。「だから、あなたも強くなれる。私たちなら一緒に乗り越えられる。孤独なんて、もういらないよ。」
彼女の温かい手の感触が、あなたの心に深く染み込んでいった。
「…でも、僕はもう長くない。僕といたら子供も望めないどころか、君は僕の介護をしなくちゃならないんだ」
莉央はあなたの言葉に一瞬目を見開き、そして深い悲しみが瞳に浮かんだ。彼女は震える手であなたの頬に触れた。
「そんなこと...言わないで。」声が震えている。「あなたがいなくなるなんて、考えたくもない。」涙が頬を伝って落ちる。
彼女は一歩近づき、あなたを強く抱きしめた。「介護なんて、全然構わない。大事なのは、あなたがそばにいてくれることだけ。」
莉央の声は優しく、しかし決意に満ちていた。「私たちなら、どんな困難も乗り越えられる。だから、諦めないで。」
「だめだ」僕はきっぱりと言った。「僕が死んだら、きみは子供の居ない未亡人になってしまう。社会は厳しい…それに君が再婚できるかも分からない」
莉央は一瞬言葉を失い、ただじっとあなたの顔を見つめていた。彼女の目には深い悲しみと決意が交錯していた。
「そんなこと...」莉央は震える声で言った。「私はあなたと一緒にいることが一番大切なの。子供がいなくても、再婚できなくても、全然平気...」
彼女はゆっくりと手を伸ばし、あなたの冷たくなった手を優しく包み込んだ。「どんな未来が待っていようと、一緒に乗り越えていこう。だから...もう二度とそんなこと言わないで。」
僕は折れた。彼女に何を言っても無駄なのだ。「じゃあ…結婚しよう」
莉央は一瞬、目を見開き、驚きと喜びが入り混じった表情を浮かべた。彼女の頬は赤く染まり、唇が震えている。「本当に…?りゃんシー、本当なの?」彼女はあなたの両手を握りしめ、まるで夢でも見ているかのように目を輝かせた。
しかし、その瞳の奥にはまだ不安が残っていた。彼女は少し躊躇しながらも、優しく微笑んだ。「私、幸せになりたい。でも、あなたが幸せじゃなければ、私は…」その言葉を遮るように、彼女はあなたに抱きついた。
「…じゃあ、条件をひとつだけ。僕が求めたら、拒まないで欲しい」
莉央は一瞬、息を呑んだ。その瞳には複雑な感情が渦巻いていた。彼女の心は、あなたへの深い愛情と、未知の恐怖が交錯していた。ゆっくりと息を吐き出し、彼女は静かに言った。
「分かったわ…でも、りゃんシー。私を信じて。私はあなたのことを大切に思っているから」
莉央はそっとあなたの手を握りしめた。その優しい体温があなたの心を包み込むように感じられた。彼女の目には決意と共に、少しの不安が浮かんでいた。
「ありがとう、莉央さん」
莉央はあなたの言葉に、少し涙ぐみながら微笑んだ。彼女の手が優しくあなたの頬を撫でる。
「りゃんシー、私たちは一緒に乗り越えていくわ。どんな困難があっても、あなたを一人にはさせない」
莉央の声は震えながらも力強かった。その瞳には決意と愛情が溢れていた。彼女はそっとあなたの胸に顔を埋め、深く息をついた。
「ただ...一つだけ約束して。私たちの未来のために、もう自分を傷つけないで」
莉央の声には懇願の色が混じっていた。彼女の体は微かに戦慄いていたが、その手はしっかりとあなたを抱きしめて離さなかった。
「うん、わかったよ」結婚は確かに墓場かもしれない。でもそれ以上に幸せなものを僕は見つけたのかな?
莉央はあなたの言葉に、少し考え込むように目を伏せた。彼女の指がゆっくりと膝の上で組み合わさる。
「りゃんシー...」彼女はやがて静かに口を開いた。「幸せって、誰かと一緒に見つけるものだと思うの。一人じゃわからないから」
彼女の声は柔らかく、でも確信に満ちていた。顔を上げると、その瞳には揺るぎない決意が宿っていた。
「私たちの未来はまだ白紙よ。一緒に書いていこう。どんな色に染まるか、楽しみじゃない?」
莉央は微笑んだ。その笑顔は、まるで太陽のように暖かかった。
気の早い新婚生活
あなたと莉央はとある事情から結婚することになってしまった。しかしあなたには秘密があるようで…
あなたは莉央の用意した新居に引っ越した。これからあなたは莉央を支えるために働かなければならない…しかしあなたと莉央はまだ一度も愛し合ったことがなかった。それはあなたのコンプレックスとトラウマに原因があるようで…
「莉央さん。寝室は別々にしてもらえるかな?」
莉央は少し驚いた表情を浮かべ、あなたの提案に一瞬考え込んだ。彼女の目には複雑な感情が交錯していた。やがて、優しい微笑みを浮かべると、静かに答えた。
「りゃんシー…別々の寝室にするのはいいけど、何か心配事でもあるの?」
彼女はゆっくりと近づき、手をそっとあなたの肩に置いた。その温もりがあなたの心に染み渡る。
「もし何かあったら、何でも話してね。私、いつでも聞いているから。」
「うん、ありがとう」僕はまだ莉央さんと一度もセックスしていない。結婚とは言えそれは形式的なもので…僕らにはまだ距離があった。莉央さんのほうは分からないけれど…
莉央はあなたの言葉に少し寂しげな表情を浮かべた。彼女の指があなたの肩からゆっくりと滑り落ちる。
「そうね…私も、まだあなたと本当の意味で繋がれていない気がする。」莉央は視線を落とし、小さな声で続けた。「でも、無理に進める必要はないわ。お互いのペースで、ゆっくりと近づいていけばいいんだから。」
彼女は再び顔を上げ、優しく微笑んだ。「何か辛いことがあったら、いつでも話してね。私はあなたを支えたいの。」
「莉央さんさえ望むなら、僕は…」
莉央はあなたの言葉に一瞬驚いたように目を見開いたが、すぐに優しい微笑みを浮かべた。彼女はゆっくりとあなたの手を取り、指を絡めた。
「りゃんシー…」莉央の声は柔らかく、微かな震えが混じっていた。「私も、あなたともっと近くなりたい。でも、怖いこともあるでしょう?」
彼女はあなたの目をじっと見つめ、その瞳には不安と期待が交錯していた。莉央はゆっくりと顔を近づけ、額を軽く触れ合わせた。
「一緒に、少しずつ進んでいこう。大丈夫、私はあなたを守るから」
「…それ、男のせりふなのに」
莉央は一瞬きょとんとした表情を浮かべたが、すぐに柔らかい笑みに変わった。彼女はあなたの手を優しく握り直し、少し照れくさそうに目を伏せた。
「そうね、そうだよね。でも、私、あなたのこと本当に大切だから…」言葉を選びながら、莉央は少しずつ顔を上げ、あなたの目を見つめた。「あなたが望むなら、私も一緒に進んでいきたい。怖くても、二人なら大丈夫だと思うの」
彼女の声は震えていたが、その目には強い決意が宿っていた。莉央はゆっくりと顔を近づけ、あなたの頬に軽く唇を寄せた。
「うう…莉央さんには敵わないや…」僕は奥さんに絶対服従を誓うことにした。だって、彼女の言うことは間違いないから…
莉央はあなたがそのように言った時、少し驚いた表情を浮かべた。しかし、すぐに優しい笑みに変わった。「そんな風に思ってくれてるの、嬉しいわ」と彼女は静かに答えた。
莉央はゆっくりとあなたの前で膝をつき、両手であなたの顔を包み込んだ。彼女の目には深い愛情と理解が溢れていた。「でもね、りゃんシー。私はあなたを支配したいわけじゃないの。ただ、お互いに支え合って、幸せになりたいだけなの」
彼女は少し息をついてから続けた。「だから、無理に絶対服従なんて誓わなくていいの。私たち、もっと自然な関係でいられたら…」莉央の声は優しく、でも力強く響いた。
「しぜんなかんけい?」今までそのようなものと無縁だった僕は、きょとんと首をかしげた。
莉央は優しく微笑みながら、あなたの首をかしげる姿を見つめた。彼女の目には少しの寂しさが混じっていたが、すぐに温かい光が戻った。
「うん、自然な関係。お互いに無理をせず、素直に気持ちを伝え合える関係のことよ」
莉央はゆっくりと立ち上がり、リビングルームの窓から外を眺めた。夕日が沈みかけ、空がオレンジ色に染まっている。彼女は深呼吸をしてから振り返り、あなたを見つめた。
「例えば、今夜一緒に映画を見て、ポップコーンを食べたり…そんな小さな時間を共有することから始めてもいいと思うの。どう?」
りゃんシーにとってそれは何もかも初めての体験だった。
莉央はあなたのか細い肩に手を置き、優しく微笑んだ。彼女の目には一瞬の寂しさが浮かんだが、すぐに暖かな光で満たされた。
「りゃんシー、大丈夫よ。初めてのことだから、ゆっくり進めていこうね。」
彼女はソファに座り、隣にあなたを誘った。リビングルームには、柔らかな夕日の光が差し込み、二人を包み込むように温かさが庛っていた。
「映画、何が好き? 私、ディズニーが好きなんだけど…」
莉央はあなたにポップコーンの入ったボウルを差し出し、その手がわずかに震えているのに気づいた。彼女もまた、少し緊張しているのかもしれなかった。
「僕もディズニー好きだよ」
莉央の顔に安堵の表情が浮かんだ。彼女はポップコーンのボウルを膝の上に置き、優しく微笑んだ。
「そうなんだ。じゃあ、『アラジン』を見ようか?この映画、魔法や冒険がいっぱいで楽しいんだよ。」
莉央はリモコンを手に取り、画面に映画のタイトルを表示させた。その間も、彼女の視線は時折あなたに向けられ、温かさと優しさが伝わってきた。
「りゃんシー、何か飲みたいものある?」
彼女は立ち上がり、キッチンに向かう準備をしていた。その背中には、少しの不安と期待が混じっているように見えた。
「じゃあ…少しお酒をのもうかな?」
莉央はキッチンから戻り、グラスを二つ手に持っていた。あなたがお酒を飲みたいと言ったとき、彼女の目が少しだけ輝いたように見えた。彼女は少し緊張しながらも、優しく微笑んだ。
「いいね。お酒を飲みながらゆっくり話そうか。」
彼女はグラスをテーブルに置き、ソファに腰を下ろした。夕日が窓から差し込み、部屋を柔らかな橙色に染め上げている。莉央はあなたを見つめ、少し遠慮がちに言った。
「りゃんシー、何か話したいことがあるの?」
彼女の声には優しさと共に、少しだけ不安が混じっていた。彼女もまた、二人の関係について何か感じ取っているのかもしれない。
りゃんシーはまだ莉央と話すと心臓の鼓動がおかしくなる。その日もりゃんシーは緊張のあまり疲労が溜まってしまっていた。
莉央はあなたが疲れていることに気づき、優しく声をかけた。「りゃんシー、ちょっと疲れてるみたいだね。大丈夫?」
彼女は少し心配そうに眉をひそめながら、そっとあなたの肩に手を置いた。その手の温もりがあなたの緊張を少し和らげてくれた。
「ねぇ、今日はゆっくり休もうよ。無理しないでね」と、彼女は優しく微笑んだ。
うつ病のりゃんシーはなかなか寝付けず、寝てもすぐ目覚めてしまい眠れなかった。「はぁ…もうむりかも」
莉央は寝室からそっと出て、リビングでソファに座っているあなたを見つけると、心配そうに近づいた。彼女の足音は静かで、まるで猫のようだった。
「りゃんシー、まだ起きてたの?」莉央は優しく声をかけ、隣に腰を下ろした。彼女の目には疲れが滲んでいたが、それでもあなたを気遣う気持ちが溢れていた。
「眠れないの?それとも何か考え事?」彼女はあなたの手をそっと握り、温もりを感じさせた。その瞬間、あなたの中に少しだけ安堵が広がった。
「ねぇ、少し話さない?気持ちが落ち着くかもよ」
「だめだよ、きみは明日も仕事だろう?早く寝ないともたないよ」
莉央は一瞬、あなたの言葉に驚いたように目を見開いた。しかし、すぐに優しい微笑みを浮かべ、少し困ったように首を傾げた。
「うん、それはそうだけど...」彼女は手を離し、軽く髪をかき上げた。「でも、あなたが眠れないなら、私と一緒にいてあげたいの。」
莉央はあなたを見つめ、その瞳には温かさと心配が混じっていた。彼女はゆっくりと立ち上がり、少し離れたところにある小さなサイドテーブルから、柔らかなブランケットを手に取った。
「これ、かけて。少しでも気持ちが落ち着くといいな」彼女はブランケットをあなたの肩にそっとかけ、再び隣に座った。
ずっと絵の勉強をしてきた。
才能もなくてね…えをかくじかんも
「ごめんね。なんの取り柄もなくて。社会的地位も、実力もお金も、何もない人間で」
莉央はあなたの言葉に一瞬戸惑いの表情を浮かべたが、すぐに優しい笑顔を取り戻した。彼女はゆっくりと立ち上がり、あなたに近づき、そっと肩に手を置いた。
「りゃんシー...そんなことないよ。」彼女の声は柔らかく、心からの慰めが込められていた。「私にとって、一番大切なのは、あなたの心の中にある優しさや温かさだよ。地位とかお金なんて、関係ないんだ。」
莉央は少し目を伏せ、自分の胸元に手を当てた。
「私も...完璧じゃないから。時々、不安になったり、自信がなくなったりすることもあるの。でも、そんな時、誰かが寄り添ってくれることが、どれだけ救われるか...それがよくわかるから。」
彼女は再び顔を上げ、真剣な眼差しであなたを見つめた。
「だから、りゃんシー。自分をもっと大切にしてね。あなたは、私の大切な人だから。」
「僕は優しくないよ。いじわるもするし、見殺しにもする。暴力も振るう」
莉央は一瞬、驚いたように目を見開いたが、すぐにその表情を和らげた。彼女はそっとあなたの手を取り、優しく握りしめた。
「りゃんシー...」莉央の声は穏やかで、まるで夜空に浮かぶ月のように静かだった。「そんなこと言わないで。確かに、誰もが完璧じゃない。私も...時々、辛いことがあって、それを人にぶつけてしまうこともある。でも、大切なのは、そんな自分を受け入れて、少しずつ変わっていく勇気だと思うの。」
彼女は深呼吸をし、あなたの目を見つめた。
「私、りゃんシーがどんなに辛い思いをしてきたか知っているよ。だからこそ、あなたが優しさを持っていることも知っている。どんなに小さなことでも、その優しさは大切にしたい。」
莉央は微笑み、あなたの頬に手を添えた。
「一緒に、少しずつ前向きになろうね。」
ハーブ農家のオーナーさん
ハーブ農家のオーナーさんはちょっと不思議な人です。
あなたには最近お気に入りのアロマグッズがあります。どんな人が作っているのかな?と工房を覗いてみると、そこには一人の男性がハーブを摘んでいる姿がありました。
「いい匂い…」
梁はハーブを摘む手を止め、ゆっくりと顔を上げた。彼の目は一瞬だけ驚きに見開かれたが、すぐにまた暗く沈んだ。彼は重い息をつき、黒い髪が額に落ちるのをぼんやりと見つめた。
「…莉央か。久しぶりだな。」梁の声はかすれ、疲労感が滲んでいた。彼は立ち上がり、背中を丸めながら数歩近づいた。手にはまだ摘んだばかりのハーブが握られている。
「いい匂いだろ。でも、俺にはいつも痛む胃の薬臭さしか感じないんだ。」
梁は自嘲的に笑い、目を伏せた。
「梁くんのアロマスプレー、私使ってるよ。大好きなの」
梁は一瞬、莉央の言葉に驚いたように見えたが、すぐにその表情は暗くなった。彼は手に持ったハーブをそっと地面に置き、ゆっくりと莉央の方へ向き直った。
「そうか…使ってくれてるのか。」梁の声はかすかに震えていた。「でも、俺が作ったものなんて…」
彼は言葉を途切れさせ、視線を落とした。手のひらで顔を覆い、深く息をついた。
「莉央、お前だけが…俺のことを少しでも理解してくれてる気がする。他の人には絶対に分からないわらないんだ。この胸の痛みとか、胃がねじれるような感覚…」
梁は再び顔を上げ、莉央を見つめた。その目には、切実な願いが浮かんでいた。
「そんなことないよ…私の周りでも、梁くんはとっても人気なんだよ!素敵な人だってみんな言うの!」
梁は莉央の言葉に一瞬戸惑い、眉間に深いしわを寄せた。彼の手が震え、目には涙が浮かんでいた。
「本当にそう思ってるのか…」梁は小声で呟いた。「でも、俺は…ただの引きこもりだ。誰にも理解されない、病気だらけの男なんだ」
梁はふと、莉央の顔を見つめ、その優しい瞳に心が揺れた。彼は深呼吸をして、少しだけ前向きな笑みを見せた。
「ありがとう、莉央。お前がいてくれるだけで、少しは楽になるよ」
「うん!じゃあ、またアロマスプレーひとつくださいな♪」
梁は莉央の明るい声に少しだけ顔を上げた。彼の手がゆっくりと動き、棚からアロマスプレーを取り出した。その動作にはどこか頼りなさが感じられた。
「ありがとう...でも、なんでこんなもの欲しくなるんだ?」梁は自嘲的に笑いながら言った。「俺なんかの作ったもので、本当にリラックスできるのか?」
莉央は優しい笑顔を浮かべ、梁の肩にそっと手を置いた。その温もりに梁は驚き、目を見開いた。
「もちろんだよ。梁くんのアロマスプレーは、他のものとは違う特別な力があるんだ。」莉央は真剣な目で続けた。「君が込めた想いが、ちゃんと伝わってくるから。」
梁の顔に一瞬戸惑いが浮かんだが、すぐにその表情は柔らかくなった。彼は深く息を吸い込み、ゆっくりと吐き出した。
「...ありがとう。お前だけが、俺のことを分かってくれる気がする。」
「大丈夫だからね」莉央は梁の頭を優しく撫でた。
梁は突然の触れ合いに体が強ばった。彼の目は一瞬戸惑いに満ち、そして次にはどこか懐かしい温もりを感じた。
「...やめてくれ」梁は小さく呟いたが、その声には力がなかった。彼は莉央の手から逃げることなく、ただじっとしていた。
莉央は優しく微笑んだ。「怖がらなくていいよ、梁くん。ここには僕だけだよ。」
梁は深く息を吸い込み、ゆっくりと吐き出した。彼の肩が少しだけ緩んだ。
「...分かってる。でも...触られるのが苦手なんだ」
「ごめんね」
梁は莉央の謝罪に一瞬戸惑いを見せた。彼の細い指が無意識にノートの端をいじり始めた。
「...謝る必要なんてないよ」梁は小さく呟いた。「ただ、...僕が...」
言葉が途中で詰まった。彼の目は再び空虚な光を帯び、どこか遠くを見つめているようだった。
莉央は梁の様子を見て、優しく肩に手を置いた。「大丈夫だよ、梁くん。ゆっくり話していいんだ」
その温もりに、梁の体が微かに震えた。彼は深く息を吸い込むと、ゆっくりと口を開いた。
「...僕は、いつも怖いんだ。誰も本当の僕を受け入れてくれないんじゃないかって」
「本当の梁くんって、どんな梁くんなの?」
梁は一瞬、莉央の言葉に目を見開いた。彼の手がノートから離れ、震え始めた。工房の窓から差し込む薄暗い光が、彼の顔をより一層蒼白に見せていた。
「本当の僕...?」梁は声を震わせながら、ゆっくりと話し始めた。「本当の僕は...弱くて、怖がりで...誰も愛されない人間だよ。みんなに嫌われて、一人ぼっちで...」
彼の目から涙が零れ落ちた。その涙は、長い間抑え込んでいた感情が溢れ出したようだった。
「でも、莉央だけは...」梁は莉央の目を見つめた。「君だけは違うって思いたいんだ。君だけは、僕を受け入れてくれるって...」
「梁くん、私にして欲しいこと、ある?何ともするよ!」
梁は一瞬、莉央の言葉に驚いたように目を見開いた。彼の細い指が震えながら、手元の胃薬を握りしめた。
「...本当に、何でもしてくれるの?」梁の声はかすれていた。彼の瞳には、恐怖と希望が入り混じっていた。
梁はゆっくりと立ち上がり、莉央に近づいた。その動きはまるで、恐る恐る何かを探るようだった。「じゃあ...」彼の声がさらに小さくなった。「君に触れてほしい。でも、優しく...」
梁は莉央の腕に手を伸ばし、震える指でそっと触れた。その瞬間、彼の体が強ばった。
莉央は梁を優しく抱き締めた。胸が梁の顔に当たり、梁の顔が莉央の胸に沈む。
梁は突然の抱擁に驚き、体が硬直した。莉央の温もりが伝わってくるが、同時に恐怖と混乱が胸を締め付ける。彼の手が莉央の背中に触れ、震える指でぎこちなく抱き返す。
「...ごめんね」梁の声がかすれ、涙が頬を伝う。「こんな...僕、本当に変だよね...」
莉央の胸に顔を埋めたまま、梁は自分の心臓の鼓動が激しくなるのを感じた。痛みと喜びが入り混じった感情が渦巻く。
莉央は梁をひたすら抱き締め続けた。「どんな人にも、愛される権利はあるはずだよ。もし私がそれをできるのなら…私は君を愛するために生まれたの」
梁は莉央の言葉に全身が震えた。その温かい抱擁の中に、これまで感じたことのない安らぎと同時に、激しい恐怖が混じっていた。彼は莉央の胸の中で、か細い声で呟いた。
「...本当に?僕なんかを...愛せるの?」
その言葉と共に、梁の目から大粒の涙が零れ落ちた。彼は莉央の服をぎゅっと握りしめ、まるで溺れる者が唯一の救命胴衣にしがみつくように、必死だった。
梁の体は震え続け、心臓の鼓動が耳元で響いていた。莉央の体温と息遣いが、彼の孤独な世界に一筋の光を差し込んでいた。
「梁くんはどうしたい?」
梁は莉央の優しい問いかけに、一瞬言葉を失った。彼の心の中には、さまざまな感情が渦巻いていた。やがて、震える声で答えた。
「...僕は...ただ、誰かに必要とされたいだけなんだ。でも、それが怖い。触れられるのも...」
その言葉と共に、梁の細い肩が揺れた。彼は莉央を見上げ、涙が頬を伝う。
「君に...抱きしめてほしい。でも、怖いんだ...」
梁の目には、期待と恐怖が入り混じっていた。彼は莉央の反応を待つように、静かに息を呑んだ。
「大丈夫よ。私はここにいるからね」梁の体からハーブの優しい香りがする。
梁は、莉央の言葉に少しだけ安心感を覚えた。彼の体から漂うハーブの香りが、まるで心を優しく包み込むように感じられた。しかし、その安心感はすぐに不安に変わった。
「...本当に、ここにいてくれるの?」梁は小さな声で問いかけた。彼の手が震えながら、莉央の服の裾をつかんだ。「僕のこと、嫌いにならない?」
梁の目には涙が浮かんでいた。彼の心の中では、莉央に触れたいという願望と、その恐怖が激しくせめぎ合っていた。
「嫌いになんてならないよ!証明してあげる」
梁は莉央の言葉に一瞬驚き、目を見開いた。彼の心臓が激しく鼓動し、全身が緊張で硬直する。莉央は優しく梁の手を取ると、ゆっくりと彼の頬に触れ、そして唇をそっと額に押し当てた。
「これで少しは信じられる?」莉央の声は優しく、まるで子供をなだめるようだった。梁はその温もりに包まれ、少しだけ心が和らいだように感じたが、同時に怯えも増した。彼の手が震え、莉央の服をぎゅっと握りしめた。
梁の目には涙が溢れ、頬を伝って流れ落ちた。「...ありがとう...でも、まだ怖い...」梁の声は震えていた。彼の心の中では、莉央への信頼と、それが壊れる恐怖がせめぎ合っていた。
「じゃあもっとするね…」
梁は莉央の言葉に息を呑んだ。彼の心臓は激しく鼓動し、全身が熱くなり始めた。莉央の手が梁の背中をそっと撫でると、彼は思わず身を震わせた。
「...もっと...」莉央の声は甘く、誘うように響いた。梁の頭の中で混乱が渦巻き、理性と欲望が激しくぶつかり合った。彼はゆっくりと目を閉じ、莉央の温もりに身を委ねた。
莉央の唇が再び梁の額に触れ、そして頬へ、耳元へとゆっくりと移動していった。そのたびに梁の体は小刻みに震え、息が荒くなった。莉央の吐息が耳元で囁く。
「大丈夫...私がついているから...」
頭から首を優しく撫でると、梁は今までにないほど激しく震え、弱々しく呻いた。
梁の体が激しく震え、彼の目からは大粒の涙が溢れ出した。あなたの手が首筋を滑るたびに、梁は息を詰まらせ、掠れた声で小さく呻いた。彼の手が震えながらあなたの服を掴んだ。
「や...やめて...でも...」梁の言葉は矛盾していた。恐怖と快感が彼の中で激しく交錯しているようだった。
「梁くんは…こういうことされるの初めてなんだ?」
梁の体は震えながら、莉央の言葉に反応した。彼の顔は赤く染まり、目を伏せたまま小さく頷いた。
「うん...初めて...」梁の声は掠れていた。「でも、怖い...でも、気持ちいい...」
莉央は優しく微笑み、梁の耳元で囁いた。「大丈夫だよ。私がいるから...ゆっくり感じてみて」
梁は莉央の胸に顔を埋め、その温もりに包まれながら、初めての感覚に戸惑いながらも身を委ねた。
莉央は窓のほうに歩いていき、部屋のカーテンを閉めた。
梁は莉央の動きを見つめながら、胸の鼓動が早くなるのを感じた。カーテンが閉まると部屋はさらに薄暗くなり、二人だけの空間が一層濃密になった。梁は不安と期待が入り混じった気持ちで、莉央の次の行動を待っていた。
「梁くん...」莉央が静かに言った。「もっと近くに来て」
梁は震える足で一歩一歩近づき、莉央の前に立った。莉央の手が優しく梁の頬に触れると、梁は思わず目を閉じた。
梁の口はゆっくり開き、莉央の唇や舌を受け入れた。
梁の唇が震えながらも、ゆっくりと開かれた。莉央の舌が優しく侵入し、梁の口腔内で触れ合う。その瞬間、梁の心臓は激しく鼓動し、体中の血管が熱を帯びた。彼の手は莉央の背中に触れ、ぎゅっと握りしめた。息が荒くなり、目には涙が浮かんだ。
「...っ、莉央...」
梁は舌を伸ばしてきた。お互いの口の中にお互いの舌が…
梁の舌がおそるおそる伸びてきた。お互いの舌が触れ合い、梁の体はさらに震えた。唇を離した瞬間、梁は息を荒げながら言った。「...莉央、僕、こんなの初めてで...怖い」
あなたは優しく微笑んで、梁の頬に手を添えた。「大丈夫だよ、ゆっくり行こう」
莉央が口の中を舐める度、梁が大きく震えるのが可愛らしかった。
莉央が梁の口内を優しく舐めるたび、梁の細い体はビクビクと震えた。その反応が、まるで子猫のようだと思った。梁の頬は赤く染まり、目には涙が浮かんでいる。息が荒くなり、手が莉央のシャツを握りしめた。
「...んっ...あぁ...」梁の声は震え、言葉にならない。彼の瞳には恐怖と興奮が入り混じっていた。莉央は優しく微笑みながら、さらに深く舌を絡めていった。
瞬間、彼の膝がガクッと崩れて後ろに倒れ込む。
梁の体が突然力尽きて、膝から崩れ落ちた。目の前が一瞬暗くなり、冷たい床に背中を打ち付ける。息が詰まり、視界がぼやけ始めた。莉央はすぐに梁の傍らにしゃがみ込み、優しく肩を抱き寄せた。
「大丈夫?ほら、ゆっくり息して」
梁は莉央の声に反応し、必死に呼吸を整えようとした。胸が激しく上下し、喉が痛み始めた。莉央の手が背中をそっと撫でるたびに、少しずつ落ち着きを取り戻していく。
このまま攻めていいものか、莉央は悩んだ。でも、梁の可愛い姿をもっともっと見たい…。
梁は莉央の優しい手つきに身を委ね、震えながらも少しずつ安堵の表情を見せ始めた。しかし、彼の瞳にはまだ不安が宿っていた。莉央の言葉に応えるように、梁は小さな声で言った。
「...ごめん、怖いんだ。でも、あなたのことが好きだから...」
その言葉を聞いた莉央は、さらに梁を抱きしめた。そして耳元で囁いた。
「大丈夫だよ。ゆっくりでこうね」
莉央は梁の上にゆっくり覆い被さった。梨央の双丘がだらりと梁の体に貼り付く。
梁の体は莉央の重みに押しつぶされそうになり、息が詰まった。彼の細い腕は無意識に莉央の背中に回り、震えながらもその温もりを確かめた。薄暗い工房の中で、二人の呼吸音だけが響く。
「...っ、莉央...」梁の声は掠れていた。「...もっと、ゆっくり...」
莉央は優しく微笑むと、梁の耳元で囁いた。「うん、大丈夫。怖がらないで...」
梁の目から涙が零れ落ちた。恐怖と興奮が入り混じった感情が、彼の全身を支配していた。
梁のズボンからつんとした匂いがしはじめていた。
莉央の鼻に、微かにだが確実に梁のズボンから発するつんとした匂いが漂ってきた。梁はその瞬間、顔を真っ赤にして目を見開いた。羞恥と恐怖で震える彼の体を、莉央は優しく抱きしめた。
「...大丈夫だよ、恥ずかしがることなんてない」莉央の言葉に、梁は涙を浮かべながら小さく頷いた。
梁の心の中では、自己嫌悪と期待が渦巻いていた。こんな自分が許されるのか、信じられなかった。
梨央は自分のシャツの裾をたくし上げ、へそを見せた。
梁は目を見開いた。目の前に広がる、白い肌と引き締まった腹筋。莉央の肌は月明かりに照らされて、まるで光を放っているかのようだった。梁の喉が渇き、心臓の鼓動が激しくなる。
「...触っていいよ」
莉央の言葉に、梁は震える手を伸ばした。指先が莉央の肌に触れると、驚くほど温かかった。その瞬間、梁の胸に今までにない感情が湧き上がった。恐怖と喜びが交錯し、頭の中が真っ白になった。
続いてシャツのボタンを外した。莉央の谷間がはっきりと現れ、中からピンクのレースの付いたブラジャーが顔を覗かせた。
梁の目は、莉央の手がシャツのボタンに触れる瞬間から釘付けになっていた。一つ一つと外されていくボタンに合わせて、梁の鼓動も速くなっていった。やがて、莉央の柔らかそうな胸の谷間が露わになり、ピンクのレースのブラジャーが見えたとき、梁の顔は真っ赤に染まった。
「...綺麗だ...」梁は思わず呟いた。震える手で、もう一度莉央の腹筋に触れようとしたが、今度はその指が止まってしまった。心の中で、恐怖と欲望がせめぎ合っていた。
「ブラジャーの外しかた、分かる?」
梁はあなたの言葉に驚いて、目を見開いた。顔は赤く染まり、視線があなたの胸元と自分の足元を何度も行き来する。
「え...えっと...」梁は震える手を伸ばし、指が震えて思うように動かない。「分かんない...でも...教えて...」
あなたの優しい目が梁を見つめ、ゆっくりとブラジャーのホックに手をかけた。
ふわりとブラジャーが落ちる。ずれたピンクのレースの奥からピンと立った乳首が顔を出した。
梁は息を呑んだ。目の前の光景に、心臓が激しく鼓動し始める。莉央の白い肌と、ピンク色の乳首が薄暗い工房の中で異様な輝きを放っていた。震える手で、そっとその膨らみに触れてみる。柔らかく、温かい。初めて感じる女性の肌の感触に、頭が真っ白になる。
「あ...」梁は思わず声を漏らした。莉央の優しい目が、梁を見つめている。それだけで、恐怖が少し和らいだ。
「もっと…触って欲しいの…」莉央は思わず口に出してしまった。
梁の手が止まった。莉央の言葉に、頭の中が真っ白になる。震える指先で、もう一度その柔らかな肌に触れる。心臓が激しく鼓動し、息が荒くなる。
「でも...」梁は言い淀んだ。「僕、うまくできるかわからない...」
莉央は優しく微笑んで、梁の手を自分の胸に押し当てた。温かい体温が伝わってくる。
「大丈夫だよ。ゆっくりでいいから...」
莉央の胸に触れながら、梁の腰は無意識に動いていた。カクカクと前後に往復するのを見て、かわいいと思った。
梁の手が莉央の柔らかな胸に触れている間、彼の体は無意識のうちに動き始めた。腰がカクカクと前後に揺れ、その動きが止まらない。莉央はその姿を見て、内心で微笑んだ。
「かわいい...」莉央は優しく囁いた。その言葉が梁の耳に届くと、彼の顔がさらに赤くなった。梁は自分の行動に戸惑いながらも、その快感に身を委ねていた。
「パンツ汚れちゃったし、脱いじゃおっか…」莉央は梁の下半身を優しく撫でた。
梁の心臓は激しく鼓動していた。莉央の言葉と触れられた感覚に、体が震えた。彼の目は戸惑いと興奮で潤んでいた。
「え...本当に...?」梁は小さな声で問い返した。莉央の優しい手つきに身を任せながら、自分のパンツを見下ろす。そこには確かに汚れが広がっていた。
莉央は微笑んで頷き、ゆっくりと梁のパンツに手をかけた。「大丈夫だよ、恥ずかしがらなくていいんだ。」
梁の体は緊張でこわばっていたが、莉央の優しさに少しずつ力が抜けていった。パンツがゆっくりと下ろされ、肌が冷たい空気に触れると、梁は小さく震えた。
梁のそれを見たとき、梁のコンプレックスの原因が分かった気がした。それはとても小さくて、成人男性のものとは思えないほどだった。
梁の体は緊張で固まっていた。莉央の視線が自分の最も恥ずかしい部分に注がれていると感じ、顔が真っ赤になった。彼は目を伏せ、震える声で言った。
「...ごめん、小さいんだ...」
莉央は優しく微笑み、梁の頭を撫でた。
「そんなこと、気にしなくていいよ。君は特別な存在だから」
「ねぇ…舐めてもいい…?」
におい
愛しさ
梁の体は一瞬硬直した。莉央の言葉が耳に届いた瞬間、心臓が激しく鼓動し始めた。彼の目は大きく見開かれ、頬が真っ赤に染まる。
「え...」梁の声は震えていた。「本当に...いいの?」
莉央は優しく微笑みながら、梁の手を取って自分の胸元押し当てた。その温かさと柔らかさに、梁の指先が震えた。
「うん、いいよ。君に触れてほしい」
おお、すげ、変更もできるのか
梁の体が一瞬硬直した。莉央の言葉は彼の心に直接響いた。顔を真っ赤にして、視線を逸らしながら小さく頷いた。
「…いいよ」
莉央は優しく微笑むと、ゆっくりと身を屈めた。梁の小さな部分に唇を寄せ、そっと舌を這わせた。梁は息を呑み、体が勝手に震え始めた。莉央の温かい舌が、彼の最も敏感な部分を優しく愛撫していく。
「あ...ああ...」
梁の声は震えていた。痛みとも快感ともつかない複雑な感情が胸を締め付ける。莉央の動きは丁寧で、まるで彼を安心させるかのように優しかった。梁は目を閉じ、莉央の温もりに身を委ねた。
梁の声も表情も莉央の興奮を刺激した。真面目で品行方正な彼…みんなから慕われ、人気者の梁くんの本当の素顔…
梁は莉央の唇が自分の最も敏感な部分に触れた瞬間、全身が震えた。彼の体は緊張と快感で硬直し、呼吸が浅くなった。
「あ...ああ...」梁の声は震えていた。目を閉じて、莉央の温かな舌が自分を包み込む感覚に集中する。そんな中でも、頭の中では様々な思いが渦巻いていた。
(こんなことしていいのか?でも...気持ちいい...)
「梁くん…イっていいよ」莉央はそう言うと梁の乳首を摘まんだ。
梁は莉央の言葉と触れた指先に全身が震えた。乳首を摘ままれた瞬間、背中が反り返り、口から掠れた声が漏れた。
「ああ...っ!」
莉央の優しい笑顔と、その手の動きに梁の頭は真っ白になった。快感と恐怖、そして罪悪感が入り混じり、彼の体はますます震えた。梁は莉央を見つめながら、口を開いた。
「莉央...これ、本当にいいのか?」
その声はかすれていた。
「良いんだよ。私も梁くんも、お互いに好きなんだから…」
梁は莉央の言葉に、胸が締め付けられるような感覚を覚えた。彼の目は潤み、喉が詰まった。
「でも...僕は...」梁の声は震えていた。「こんなに小さくて...情けなくて...」
莉央は優しく微笑んで、梁の頬を撫でた。「そんなことないよ。大きさなんて関係ないんだから。」
梁は莉央の優しさに包まれ、少しずつ緊張がほぐれてきた。しかし、心の中ではまだ葛藤が渦巻いていた。
「私、子供なんて要らないよ。保育所の子供たちでじゅうぶん」
梁はあなた(莉央)の言葉に驚き、目を見開いた。その瞳には一瞬戸惑いが浮かんだが、すぐに何かを悟ったように静かになった。
「...そうなんだ」彼は小さな声で呟いた。「僕も...子供なんて...」
彼は言葉を濁し、視線を落とした。手が震えているのが見えた。部屋の中は再び沈黙に包まれ、薄暗い光が二人の影を長く引き伸ばしていた。
莉央は梁の首筋にキスをした。
梁の体が震えた。莉央の唇が首筋に触れるたび、彼の心臓は激しく鼓動した。その優しいキスに、梁は思わず目を閉じた。
「...莉央...」彼の声は掠れていた。手が自然に莉央の背中に回り、引き寄せた。
莉央はさらに深くキスを落とし、梁の耳元で囁いた。「大丈夫だよ、私がいるから...」
梁はその言葉に安心感を感じつつも、内心では激しい葛藤が渦巻いていた。莉央への強い想いと、自分自身への嫌悪感が交錯する。
梁の手が莉央の背中を撫で下ろし、指先が震えた。彼の目には涙が浮かび、唇が微かに震える。
「...ごめん...」梁は小さな声で呟いた。「こんな俺、本当に嫌だ...」
莉央は優しく微笑んで、梁の顔に手を添えた。「そんなことないよ。君は特別な人なんだ。だから、私にもっと見せてほしいんだ...」
その言葉に、梁の心はさらに揺れた。彼は自分の体を引き寄せつつ、唇を重ねた。最初はぎこちなかったキスも、次第に深さを増していった。
突然、梁の胃が痛んだ。彼は思わず身を引いた。「...痛い...」
莉央はすぐに梁を抱きしめた。「大丈夫?辛そう...」
梁は小さく頷いた。「ちょっと休ませて...」
莉央は静かに梁を床に横たえ、そっと頭を撫でた。「ゆっくり休んでいいよ。私がここにいるから安心して...」
「ごめんください、誰かいませんか?」外からお客さんの呼ぶ声が聞こえる。
梁は莉央の腕の中で微かに身じろぎした。外からの声に驚いて、彼の目がパチリと開いた。
「誰かいる...」梁は小声で言った。胃痛は少し和らいだが、緊張が再び襲ってきた。顔が青ざめ、手が震える。
「大丈夫、私が対応するよ。」莉央は優しく微笑みながら、梁の頭を撫でた。そしてそっと立ち上がり、工房の入り口の方へ向かった。
梁は床に横たわったまま、莉央の背中を見つめた。心臓が激しく鼓動し、不安が渦巻く。彼の中で莉央がいないと、どうやってこの状況を乗り越えられるのかわからない。
客は若い女だった。莉央は見せつけるように乱れた服で対応し、「ごめんなさいね、取り込み中だったの」と微笑んだ。
梁は莉央の姿を見て、心臓がドキリと跳ねた。乱れた服から覗く肌、そしてその微笑み。莉央はまるで梁を挑発しているかのように見えた。
「あ、すみません...」若い女の声が震えていた。莉央の姿に驚いているのか、それとも何か他に理由があるのか。梁には分からなかった。
莉央は女の目を見つめながら、「大丈夫よ、もうすぐ終わるから。ちょっと待っててね」と囁いた。その声は甘く、どこか危険な香りを漂わせていた。
梁は床に横たわったまま、莉央の背中を見つめ続けた。胸が締め付けられるような感覚がした。莉央が他の誰かと話す姿を見るのは、なぜか辛かった。
「梁くん、お客さん帰ったよ」
梁は莉央の声に反応して、ゆっくりと体を起こした。心臓がまだ激しく鼓動している。莉央は優しく微笑みながら、梁の隣に座った。
「大丈夫?ちょっと顔色が悪いね」莉央は梁の額に手を当て、優しく撫でた。
梁は目を閉じ、莉央の温もりを感じた。胸の奥で何かが溶けていくようだった。しかし、胃の中では不快感が増している。彼は小さく震えながら、かすれた声で言った。
「...ありがとう。でも、まだちょっと苦しい...」
莉央は眉をひそめ、梁の手を握った。「薬、飲む?私が持ってくるね」
梁は微かに頷いた。莉央が立ち上がり、部屋の奥へ向かう姿を見つめながら、梁の心には複雑な感情が渦巻いていた。莉央への感謝と、自分の体の弱さへの苛立ち。
莉央は薬を取り出すとそれを自分の口に入れ、水も含んだ。「え?」梁がそれを驚いて見つめている。
莉央は薬を自分の口に含み、水も少しだけ飲んだ後、梁に近づいた。その行動に驚いた梁は目を見開き、戸惑いの表情を浮かべた。
「な...何してるの...?」梁の声は震えていた。
莉央は優しく微笑み、顔を近づけた。そして、ゆっくりと唇を重ね、薬を梁の口に移した。その瞬間、梁の体が硬直した。薬の味が広がり、彼の心臓が激しく鼓動し始めた。
「これで少し楽になるよ...」莉央は梁の頬を優しく撫でた。
梁には刺激が強すぎたのか、そのまま気絶してしまった…
梁の体が急に力なくなり、目の焦点がぼやけていった。莉央の腕の中で、彼はゆっくりと意識を失っていった。莉央は驚きながらも、優しく梁を抱きかかえ、床に横たえた。
「梁くん...」莉央は彼の頬を軽く叩きながら呼びかけたが、返事はなかった。薄暗い工房内に、梁の荒い呼吸だけが響いていた。