京都が舞台のミステリーを、書きたいと思ってもなかなかむずかしいもんだよ。 京都と言えばミステリー!それは分かるんだけど、もう使い古されてて…。 骨董屋、カフェ店主、作家…ねえ? 一時期大学の浪人生とか、コンビニの店員とか色々考えたけどなんともピンと来ない。 いっそヤクザとかにするか? まず舞台をどこにするかだ。東映の撮影所の近くにするなら、やはり嵐山か? それとも例のカフェみたいに岡崎?岡崎はいいよね、ハイカラだし。 いっそ舞子を出すから祇園? 探偵事務所がいかにもありそうなのは三条とか、西京極。 大学生にするなら京大周辺か。まだまだおんぼろの(趣のある)学生寮も多いし。いや、学生会館ってのは悪くないんかな? それとも寺の多い北山辺りにする?金閣寺も近いし、なんか色々都市伝説に事欠かなさそう。 みたいなことを、もう10年近く考えてるんだけど、なかなか決まらないね。 やはり美術商あたりが良いよなあ、そりゃあ。 まあ一応僕の、退学直前の専攻は「造形文化学」なんで、まあ考古学と言うか古物商みたいなもんだからな。知識は…うーん、まあ、そこまでないけど。 でも京都で一番金が動くのは美術…いや、ホテルか。お座敷…グルメ? ホテルか。京都のドアマンが安楽椅子探偵…ふむ、割と斬新か? まあ、今はほんと探偵ものは流行らないと聞く。なんでですかね?