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ゆは

「ごめんなさい。こちらの不手際で、あなたには10年間眠ってもらうことになったの」
「は?」
「目覚めた時、あなたは30歳になっています」
「ちょっと待て、俺の人生二十歳で奪われた挙げ句、異世界での暮らしは30からスタートだと?」
「あら、異世界に行けるだけ幸運だと思わないのかしら」
「そりゃあまあ、そうだが。と言うか俺の体は?死んだんじゃなかったのか」
「そう、だから10年眠ってもらいます。その間、治癒魔法であなたを治す。けど、成長は止められないから、起きたらすぐに散髪をしてね」
神から散髪を薦められる転生者が、この世に何人いるだろう。
髪だけに